2022年05月21日

[民事訴訟法等の一部を改正する法律案] 5月18日、改正民事訴訟法が成立 民事裁判の手続きIT化へ 立憲民主党、共産党、れいわ新選組、沖縄の風は反対

[民事訴訟法等の一部を改正する法律案] 5月18日、改正民事訴訟法が成立 民事裁判の手続きIT化へ 立憲民主党、共産党、れいわ新選組、沖縄の風は反対

参議院インターネット審議中継
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

2022年4月28日
法務委員会
約2時間45分

会議の経過
  法務委員会(第九回)
   民事訴訟法等の一部を改正する法律案(閣法第五四号)(衆議院
   送付)について参考人一橋大学大学院法学研究科教授杉山悦子君、
   日本司法書士会連合会会長小澤吉徳君及び弁護士国府泰道君から
   意見を聴いた後、各参考人に対し質疑を行った。

発言者一覧

矢倉克夫(法務委員長)
杉山悦子(参考人 一橋大学大学院法学研究科教授)
小澤吉徳(参考人 日本司法書士会連合会会長)
国府泰道(参考人 弁護士)
高橋克法(自由民主党・国民の声)
有田芳生(立憲民主・社民)
安江伸夫(公明党)
川合孝典(国民民主党・新緑風会)
東徹(日本維新の会)
山添拓(日本共産党)
高良鉄美(沖縄の風)
嘉田由紀子(碧水会)



参議院インターネット審議中継
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2022年5月10日
法務委員会
約2時間15分

会議の経過
  法務委員会(第十回)
   理事の補欠選任を行った。
   政府参考人の出席を求めることを決定した。
   民事訴訟法等の一部を改正する法律案(閣法第五四号)(衆議院
   送付)について古川法務大臣、政府参考人及び最高裁判所当局に
   対し質疑を行った。

発言者一覧

矢倉克夫(法務委員長)
山下雄平(自由民主党・国民の声)
真山勇一(立憲民主・社民)
安江伸夫(公明党)
川合孝典(国民民主党・新緑風会)
東徹(日本維新の会)
山添拓(日本共産党)
高良鉄美(沖縄の風)
嘉田由紀子(碧水会)



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2022年5月12日
法務委員会
約2時間18分

会議の経過
  法務委員会(第十一回)
   理事の補欠選任を行った。
   政府参考人の出席を求めることを決定した。
   民事訴訟法等の一部を改正する法律案(閣法第五四号)(衆議院
   送付)について古川法務大臣、政府参考人及び最高裁判所当局に
   対し質疑を行った。

発言者一覧

矢倉克夫(法務委員長)
清水真人(自由民主党・国民の声)
有田芳生(立憲民主・社民)
安江伸夫(公明党)
川合孝典(国民民主党・新緑風会)
東徹(日本維新の会)
山添拓(日本共産党)
高良鉄美(沖縄の風)
嘉田由紀子(碧水会)



参議院インターネット審議中継
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2022年5月17日
法務委員会
約2時間34分

会議の経過
  法務委員会(第十二回)
   政府参考人の出席を求めることを決定した。
   民事訴訟法等の一部を改正する法律案(閣法第五四号)(衆議院
   送付)について古川法務大臣、政府参考人及び最高裁判所当局に
   対し質疑を行い、討論の後、可決した。
    なお、附帯決議を行った。

発言者一覧

矢倉克夫(法務委員長)
清水真人(自由民主党・国民の声)
真山勇一(立憲民主・社民)
安江伸夫(公明党)
川合孝典(国民民主党・新緑風会)
東徹(日本維新の会)
山添拓(日本共産党)
高良鉄美(沖縄の風)
嘉田由紀子(碧水会)
真山勇一(立憲民主・社民)
山添拓(日本共産党)
高良鉄美(沖縄の風)
有田芳生(立憲民主・社民)


山添拓・民事訴訟法改正案・反対討論.PNG
民事訴訟法等の一部を改正する法律案に反対討論を行う共産党の山添拓氏

民事訴訟法改正案・参院法務委員会・可決.PNG
民事訴訟法等の一部を改正する法律案が参院法務委員会で可決


民事裁判の手続きIT化へ 改正民事訴訟法が成立
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220518/k10013631491000.html


2022年5月18日のNHKニュースより転載

民事裁判での手続きのIT化に向けて、オンラインで訴状を提出できるようにすることや口頭弁論でウェブ会議の活用を認めることなどを盛り込んだ、改正民事訴訟法などが、18日の参議院本会議で、自民・公明両党などの賛成多数で可決・成立しました。民事裁判での手続きは、2025年度までに段階的にIT化されることになります。

改正民事訴訟法などでは、現在は書面に限られている裁判所への訴状や準備書面の提出について、オンラインでの手続きを可能にしたうえで、弁護士などの代理人にはオンラインでの提出を義務づけています。

また、口頭弁論を行う際は、裁判所に出頭しなくても済むようウェブ会議の活用を認めるとともに、証人尋問についても裁判所や当事者が認めたケースではウェブ会議を活用できるようにします。

さらに、訴状や判決など裁判の記録は裁判所が原則として電子データで管理し、当事者などの関係者はインターネット上で記録を閲覧し、ダウンロードを可能とすることも盛り込まれています。

このほか、現在は当事者に対し訴訟記録の閲覧の制限を認める規定がなく、性犯罪やDV=ドメスティック・バイオレンスの被害者が、加害者に氏名や住所を知られることをおそれて損害賠償などを求めにくいという指摘があることから、個人を特定する情報を明らかにせずに手続きを進められる制度が創設されます。

新たな制度では、当事者に知られることにより社会生活に著しい支障が生じるおそれがあると認められる場合に、裁判所の決定で適用され、秘匿が決まれば申し立て書には住所や氏名などの記載が不要となるほか、個人情報が推察される記載も申し立てによって閲覧制限をかけることができるようになります。

また、離婚調停の手続きもIT化され、ウェブ会議を活用して離婚を成立させることができるようになります。

改正民事訴訟法などは18日の参議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党や日本維新の会、国民民主党などの賛成多数で可決・成立しました。

これを受けて、民事裁判での手続きは2025年度までに段階的にIT化されることになります。

新たな審理手続きの創設も

改正民事訴訟法には、新たな審理手続きの創設も盛り込まれています。

これまでは、裁判の審理の期間や判決の言い渡しまでの期間について明確な規定がなく、期間の見通しが立たないことから、裁判を起こすことをためらう一因になっているという指摘もありました。

このため改正法では、当事者双方の申し出などがあれば手続きの開始から6か月以内に審理を終結し、審理を終えた日から1か月以内に判決を言い渡す手続きを設けました。

ただ、消費者トラブルや労使間の紛争をめぐる訴えは対象外とし、弁護士などの代理人を立てていないケースなどでは利用が認められないこともあるとしています。

一方で、当事者双方はいつでも期間の限定のない通常の審理を求めることができるほか、新たな手続きによる判決に対し異議の申し立てが認められ、通常の審理をすることができます。



参議院インターネット審議中継
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2022年5月18日
本会議
約2時間30分

会議の経過
〇議事経過 今十八日の本会議の議事経過は、次のとおりである。
 開会 午前十時一分
 こども家庭庁設置法案及びこども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律
 の整備に関する法律案(趣旨説明)
  右は、日程に追加し、野田国務大臣から趣旨説明があった後、自見
  はなこ君、宮沢由佳君、高瀬弘美君、矢田わか子君、高木かおり 
  君、田村智子君がそれぞれ質疑をした。
 日程第 一 令和二年度一般会計新型コロナウイルス感染症対策予備
       費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(第二百七回国
       会内閣提出、第二百八回国会衆議院送付)
 日程第 二 令和二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管
       使用調書(第二百七回国会内閣提出、第二百八回国会衆
       議院送付)
 日程第 三 令和二年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管
       使用調書(第二百七回国会内閣提出、第二百八回国会衆
       議院送付)
 日程第 四 令和二年度特別会計予算総則第十九条第一項の規定によ
       る経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(第二
       百七回国会内閣提出、第二百八回国会衆議院送付)
  右の四件は、決算委員長から委員会審査の経過及び結果の報告が 
  あった後、日程第一は承諾することに決し、日程第二は承諾するこ
  とに決し、日程第三及び第四は全会一致をもって承諾することに決
  した。
 日程第 五 民事訴訟法等の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議
       院送付)
  右の議案は、法務委員長から委員会審査の経過及び結果の報告が
  あった後、可決された。
 日程第 六 国際卓越研究大学の研究及び研究成果の活用のための体
       制の強化に関する法律案(内閣提出、衆議院送付)
  右の議案は、文教科学委員長から委員会審査の経過及び結果の報告
  があった後、可決された。
 散会 午後零時二十四分

発言者一覧

山東昭子(参議院議長)
野田聖子(内閣府特命担当大臣(地方創生、少子化対策、男女共同参画)、女性活躍担当、こども政策担当、孤独・孤立対策担当)
自見はなこ(自由民主党・国民の声)
宮沢由佳(立憲民主・社民)
高瀬弘美(公明党)
矢田わか子(国民民主党・新緑風会)
高木かおり(日本維新の会)
田村智子(日本共産党)
松村祥史(決算委員長)
矢倉克夫(法務委員長)
元榮太一郎(文教科学委員長)


矢倉克夫(法務委員長)・民事訴訟法改正案.PNG
民事訴訟法等の一部を改正する法律案が委員会で可決したことを報告する矢倉克夫(法務委員長)

民事訴訟法改正案・成立.PNG
民事訴訟法等の一部を改正する法律案が成立



4月28日、参院法務委員会。
民事訴訟法等の一部を改正する法律案を議題とした。

参考人質疑を行った。

杉山悦子(参考人 一橋大学大学院法学研究科教授)、小澤吉徳(参考人 日本司法書士会連合会会長)、国府泰道(参考人 弁護士)より意見を聴取した。

自民党の高橋克法氏、立憲民主党の有田芳生氏、公明党の安江伸夫氏、国民民主党の川合孝典氏、日本維新の会の東徹氏、共産党の山添拓氏、沖縄の風の高良鉄美氏、碧水会の嘉田由紀子氏が、杉山悦子(参考人 一橋大学大学院法学研究科教授)、小澤吉徳(参考人 日本司法書士会連合会会長)、国府泰道(参考人 弁護士)に対し、それぞれ質疑を行った。


5月10日、参院法務委員会。
民事訴訟法等の一部を改正する法律案を議題とした。

自民党の山下雄平氏、立憲民主党の真山勇一氏、公明党の安江伸夫氏、国民民主党の川合孝典氏、日本維新の会の東徹氏、共産党の山添拓氏、沖縄の風の高良鉄美氏、碧水会の嘉田由紀子氏が、古川禎久法務大臣、政府参考人及び最高裁判所当局に対し、それぞれ質疑を行った。


5月12日、参院法務委員会。
民事訴訟法等の一部を改正する法律案を議題とした。

自民党の清水真人氏、立憲民主党の有田芳生氏、公明党の安江伸夫氏、国民民主党の川合孝典氏、日本維新の会の東徹氏、共産党の山添拓氏、沖縄の風の高良鉄美氏、碧水会の嘉田由紀子氏が、古川禎久法務大臣、政府参考人及び最高裁判所当局に対し、それぞれ質疑を行った。

期間限定裁判に疑問 山添氏に「限定ない」と答弁
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-05-20/2022052004_10_0.html

2022年5月20日の赤旗より。

共産党の山添拓氏

日本共産党の山添拓議員は12日の参院法務委員会で、民事訴訟法改定案に盛り込まれた「期間限定裁判」が企業法務など以外のケースにも使われかねない問題を明らかにした。
 山添氏は、期間限定裁判について、企業同士の争いなどビジネスの世界や企業法務の立場から、あらかじめ時間や費用のめどを立てる必要があるとの答弁が繰り返されているとして、「専ら企業法務で使われることを想定しているのか」と質問しました。法務省の金子修民事局長は「法文上は企業同士の紛争、民事上の紛争に限定していない」と認めた。
 山添氏は「本人訴訟や簡易裁判所の事件も除外されていない」と指摘。法律である以上、法案提出者の想定外のあらゆる場面で使われる可能性があるとして、「期間を優先し主張や立証を限定する制度でよいのかという批判や懸念の声があがっている。それをあたかも限られた場合にしか使われないだろうと答弁するのは疑問だ」と批判した。


5月17日、参院法務委員会。
民事訴訟法等の一部を改正する法律案を議題とした。

自民党の清水真人氏、立憲民主党の真山勇一氏、公明党の安江伸夫氏、国民民主党の川合孝典氏、日本維新の会の東徹氏、共産党の山添拓氏、沖縄の風の高良鉄美氏、碧水会の嘉田由紀子氏が、古川禎久法務大臣、政府参考人及び最高裁判所当局に対し、それぞれ質疑を行った。

質疑を終局した。

討論を行った。

立憲民主党の真山勇一氏、共産党の山添拓氏、沖縄の風の高良鉄美氏が反対討論を行った。

採決を行ったところ、賛成多数で可決した。

立憲民主党の有田芳生氏が附帯決議の趣旨説明を行った。
附帯決議について採決を行ったところ、賛成多数で可決した。
法案には附帯決議が付された。


5月18日、参院本会議。
民事訴訟法等の一部を改正する法律案を議題とした。
矢倉克夫(法務委員長)の報告は可決。
採決を行ったところ、賛成多数で可決した。

改正民事訴訟法が成立した。




参考

[民事訴訟法等の一部を改正する法律案] 4月26日、参院法務委員会で民事訴訟法改正案が審議入り 民事裁判の手続きIT化
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/487891671.html

[民事訴訟法等の一部を改正する法律案] 4月21日、民事訴訟法改正案が衆院通過 立憲民主党、共産党、れいわ新選組は反対 民事裁判の手続きIT化
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/487022879.html

[民事訴訟法等の一部を改正する法律案] 3月23日、衆院法務委員会で民事訴訟法改正案が審議入り オンラインで訴状提出へ 民事裁判IT化に向け
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486191806.html

[民事訴訟法等の一部を改正する法律案] 3月8日、民事訴訟法改正案を閣議決定 民事裁判IT化 オンラインで訴状提出可能に
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486018336.html
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5月20日、参院地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会で構造改革特区法改正案が可決 国立大学法人の土地等の貸付けを認可から事前の届出に改正 共産党は反対

5月20日、参院地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会で構造改革特区法改正案が可決 国立大学法人の土地等の貸付けを認可から事前の届出に改正 共産党は反対

参議院インターネット審議中継
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2022年5月18日
地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会
約5分

会議の経過
  地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会(第九回)
   構造改革特別区域法の一部を改正する法律案(閣法第二七号)(衆
   議院送付)について野田内閣府特命担当大臣から趣旨説明を聴い
   た。

発言者一覧

古川俊治(地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員長)
野田聖子(内閣府特命担当大臣(地方創生、少子化対策、男女共同参画)、女性活躍担当、こども政策担当、孤独・孤立対策担当)



第208回 通常国会
https://www.cao.go.jp/houan/208/index.html

構造改革特別区域法の一部を改正する法律案 令和4年2月18日
概要(PDF形式:154KB)
https://www.cao.go.jp/houan/pdf/208/208_1gaiyou.pdf


構造改革特区法改正案・概要.PNG
構造改革特別区域法の一部を改正する法律案の概要

野田聖子・構造改革特区法改正案・趣旨説明・参院委員会.PNG
構造改革特別区域法の一部を改正する法律案の趣旨説明を行う野田聖子国務大臣


参議院インターネット審議中継
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

2022年5月20日
地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会
約2時間13分

会議の経過
  地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会(第十回)
   政府参考人の出席を求めることを決定した。
   構造改革特別区域法の一部を改正する法律案(閣法第二七号)(衆
   議院送付)について野田内閣府特命担当大臣、池田文部科学副大
   臣、宮路内閣府大臣政務官及び政府参考人に対し質疑を行い、討
   論の後、可決した。

発言者一覧

古川俊治(地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員長)
進藤金日子(自由民主党・国民の声)
斎藤嘉隆(立憲民主・社民)
真山勇一(立憲民主・社民)
矢倉克夫(公明党)
礒崎哲史(国民民主党・新緑風会)
柳ヶ瀬裕文(日本維新の会)
伊藤岳(日本共産党)
伊藤岳(日本共産党)


伊藤岳・構造改革特区法改正案・反対討論.PNG
構造改革特別区域法の一部を改正する法律案に反対討論を行う共産党の伊藤岳氏

構造改革特区法改正案・参院委員会・可決.PNG
構造改革特別区域法の一部を改正する法律案が参院地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会で可決



5月18日、参院地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会。
構造改革特別区域法の一部を改正する法律案(構造改革特区法改正案)を議題とした。
野田聖子国務大臣より趣旨説明を聴取した。


5月20日、参院地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会。
構造改革特別区域法の一部を改正する法律案(構造改革特区法改正案)を議題とした。

自民党の進藤金日子氏、立憲民主党の斎藤嘉隆氏、立憲民主党の真山勇一氏、公明党の矢倉克夫氏、国民民主党の礒崎哲史氏、日本維新の会の柳ヶ瀬裕文氏、共産党の伊藤岳氏が、野田聖子国務大臣、池田文部科学副大臣、宮路内閣府大臣政務官及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。

質疑を終局した。

討論を行った。

共産党の伊藤岳氏が反対討論を行った。

共産党の伊藤岳氏

反対の主な理由は、本法案が特区内に於いて、地方公共団体、民間事業者等が国立大学法人が所有する土地等を活用して、革新的研究開発の社会リストに係る施設を整備する場合、当該土地等の貸し出しに係る文部科学大臣の認可を届出とすることです。
政府は、スタートアップ企業が入居するイノベーション拠点施設や(地域のイノベーション拠点施設や)再生可能エネルギー、最新テクノロジーを導入した商業施設などを事例に挙げています。
しかし、それらは現行の認可制度で可能です。
これを届出にすれば、新たな事業の追加や拡充が容易となり、国の関与も及びません。
事実上のノーチェックとなってしまいます。
国立大学法人の運営交付金は削減され続け、その一方、国立大学法人には資産運用などの自己資金獲得が迫られて来ました。
国民の共有財産であり、教育研究のためにこそ使われるべき国立大学法人の資産を儲けの道具としてはならないと思います。
国は運営費交付金の拡充こそ行うべきであり、その責任を放棄することは許されません。
尚、職能開発短期大学校からの大学への編入学を道を開く特例措置については、地域でモノづくりに関わる技術者や技術者を目指す若者らが、より高度な知識や技術を習得する機会に繋がることから、反対はしません。
しかし、編入学は学校制度の根幹に関わることであり、制度上の担保と外部評価の仕組みを検討して、特区ではなく、全国統一の対応を目指すべきだと思います。
2002年に提出し、5年ごとの延長と追加措置を抱えて来た構造改革特区法は、地方発の形を取りながら、その実際は業界の要望や政府の実験的思考のツールとなって来ました。
構造改革特区法の延長は必要ありません。
国立大学法人や学校制度の在り方に係る問題を含め、真に必要な規制緩和については、根拠法の改正で措置されるべきです。
以上を述べて討論といたします。

採決を行ったところ、賛成多数で可決した。




参考

[構造改革特別区域法の一部を改正する法律案] 3月17日、構造改革特区法改正案が衆院通過 国立大学法人の土地等の貸付けを認可から事前の届出に改正 共産党とれいわ新選組が反対
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486098137.html

[構造改革特別区域法の一部を改正する法律案] 3月10日、衆院地方創生特別委員会で構造改革特区法改正案の趣旨説明
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486005032.html

[構造改革特別区域法の一部を改正する法律案] 2月18日、構造改革特区法改正案を閣議決定 職業能力開発短期大学校から大学へ編入認める制度を新設
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486001906.html
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[児童福祉法等の一部を改正する法律案] 5月17日、児童福祉法改正案が衆院通過 全会一致で修正議決 虐待保護に裁判官審査

[児童福祉法等の一部を改正する法律案] 5月17日、児童福祉法改正案が衆院通過 全会一致で修正議決 虐待保護に裁判官審査

衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=53949&media_type=

2022年4月22日 (金)
厚生労働委員会 (2時間38分)

案件:
厚生労働関係の基本施策に関する件
児童福祉法等の一部を改正する法律案(208国会閣49)
保育等従業者の人材確保のための処遇の改善等に関する特別措置法案(208国会衆28)
介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案(208国会衆30)
連合審査会開会申入れに関する件

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 橋本岳(厚生労働委員長)  9時 00分  02分
 金村龍那(日本維新の会)  9時 02分  34分
 橋本岳(厚生労働委員長)  13時 00分  01分
 市村浩一郎(日本維新の会)  13時 00分  37分
 田中健(国民民主党・無所属クラブ)  13時 37分  26分
 宮本徹(日本共産党)  14時 03分  26分
 仁木博文(有志の会)  14時 29分  17分
 後藤茂之(厚生労働大臣)  14時 46分  05分
 吉田はるみ(立憲民主党・無所属)  14時 51分  02分
 早稲田ゆき(立憲民主党・無所属)  14時 53分  03分



第208回国会(令和4年常会)提出法律案
https://www.mhlw.go.jp/stf/topics/bukyoku/soumu/houritu/208.html

児童福祉法等の一部を改正する法律案(令和4年3月4日提出)
https://www.mhlw.go.jp/content/000906719.pdf


児童福祉法改正案・概要.PNG
児童福祉法等の一部を改正する法律案の概要

後藤茂之・児童福祉法改正案・趣旨説明・衆院厚生労働委員会.PNG 
児童福祉法等の一部を改正する法律案の趣旨説明を行う後藤茂之厚生労働大臣

吉田はるみ・保育等従業者の人材確保・趣旨説明・衆院厚生労働委員会.PNG
保育等従業者の人材確保のための処遇の改善等に関する特別措置法案(保育士・幼稚園教諭等処遇改善法案)の趣旨説明を行う立憲民主党の吉田はるみ氏

早稲田ゆき・介護・障害福祉従事者の人材確保・趣旨説明・衆院厚生労働委員会.PNG
介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案(介護・障害福祉従事者処遇改善法案)の趣旨説明を行う立憲民主党早稲田ゆき氏


衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=53960&media_type=

2022年4月27日 (水)
厚生労働委員会 (5時間57分)

案件:
児童福祉法等の一部を改正する法律案(208国会閣49)
保育等従業者の人材確保のための処遇の改善等に関する特別措置法案(208国会衆28)
介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案(208国会衆30)
参考人出頭要求に関する件

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 橋本岳(厚生労働委員長)  9時 00分  02分
 川崎ひでと(自由民主党)  9時 02分  20分
 伊佐進一(公明党)  9時 22分  21分
 柚木道義(立憲民主党・無所属)  9時 43分  27分
 山井和則(立憲民主党・無所属)  10時 10分  26分
 井坂信彦(立憲民主党・無所属)  10時 36分  31分
 吉田統彦(立憲民主党・無所属)  11時 07分  27分
 野間健(立憲民主党・無所属)  11時 34分  28分
 橋本岳(厚生労働委員長)  13時 00分  01分
 山田勝彦(立憲民主党・無所属)  13時 00分  23分
 吉田とも代(日本維新の会)  13時 23分  34分
 一谷勇一郎(日本維新の会)  13時 57分  32分
 田中健(国民民主党・無所属クラブ)  14時 29分  31分
 宮本徹(日本共産党)  15時 00分  31分
 仁木博文(有志の会)  15時 31分  17分

答弁者等
議員(発言順):
 早稲田ゆき(立憲民主党・無所属)
大臣等(建制順):
 後藤茂之(厚生労働大臣)
 黄川田仁志(内閣府副大臣)
 津島淳(法務副大臣)
 鰐淵洋子(文部科学大臣政務官)
 深澤陽一(厚生労働大臣政務官)



衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=53978&media_type=

2022年5月11日 (水)
厚生労働委員会 (6時間44分)

案件:
児童福祉法等の一部を改正する法律案(208国会閣49)
保育等従業者の人材確保のための処遇の改善等に関する特別措置法案(208国会衆28)
介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案(208国会衆30)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 橋本岳(厚生労働委員長)  9時 00分  02分
 山縣文治(参考人 関西大学人間健康学部人間健康学科教授)  9時 02分  12分
 金尻カズナ(参考人 特定非営利活動法人ぱっぷす理事長)  9時 14分  14分
 和田一郎(参考人 獨協大学国際教養学部教授)  9時 28分  12分
 藥師寺順子(参考人 大阪府中央子ども家庭センター所長)  9時 40分  11分
 早川悟司(参考人 児童養護施設子供の家施設長)  9時 51分  10分
 山本左近(自由民主党)  10時 01分  12分
 山井和則(立憲民主党・無所属)  10時 13分  14分
 池下卓(日本維新の会)  10時 27分  12分
 吉田久美子(公明党)  10時 39分  12分
 田中健(国民民主党・無所属クラブ)  10時 51分  13分
 宮本徹(日本共産党)  11時 04分  13分
 仁木博文(有志の会)  11時 17分  15分
 橋本岳(厚生労働委員長)  13時 00分  01分
 早稲田ゆき(立憲民主党・無所属)  13時 01分  26分
 吉田統彦(立憲民主党・無所属)  13時 27分  26分
 井坂信彦(立憲民主党・無所属)  13時 53分  23分
 池下卓(日本維新の会)  14時 16分  31分
 金村龍那(日本維新の会)  14時 47分  30分
 堀場幸子(日本維新の会)  15時 17分  20分
 田中健(国民民主党・無所属クラブ)  15時 37分  34分
 宮本徹(日本共産党)  16時 11分  33分
 仁木博文(有志の会)  16時 44分  22分

答弁者等
大臣等(建制順):
 後藤茂之(厚生労働大臣)
 宮路拓馬(内閣府大臣政務官)
 深澤陽一(厚生労働大臣政務官)



衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=53986&media_type=

2022年5月13日 (金)
厚生労働委員会 (3時間21分)

案件:
児童福祉法等の一部を改正する法律案(208国会閣49)
保育等従業者の人材確保のための処遇の改善等に関する特別措置法案(208国会衆28)
介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案(208国会衆30)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 橋本岳(厚生労働委員長)  9時 00分  01分
 柚木道義(立憲民主党・無所属)  9時 01分  26分
 阿部知子(立憲民主党・無所属)  9時 27分  24分
 土田慎(自由民主党)  9時 51分  31分
 吉田久美子(公明党)  10時 22分  15分
 伊佐進一(公明党)  10時 37分  15分
 橋本岳(厚生労働委員長)  13時 14分  01分
 中島克仁(立憲民主党・無所属)  13時 14分  26分
 野間健(立憲民主党・無所属)  13時 40分  26分
 山田勝彦(立憲民主党・無所属)  14時 06分  19分
 柚木道義(立憲民主党・無所属)  14時 25分  03分
 柚木道義(立憲民主党・無所属)  14時 28分  08分

答弁者等
議員(発言順):
 早稲田ゆき(立憲民主党・無所属)
大臣等(建制順):
 後藤茂之(厚生労働大臣)
 佐藤英道(厚生労働副大臣兼内閣府副大臣)


柚木道義・児童福祉法改正案・修正案・趣旨説明.PNG
児童福祉法等の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨説明を行う立憲民主党の柚木道義氏

児童福祉法改正案・修正案・可決.PNG
児童福祉法等の一部を改正する法律案に対する修正案が衆院厚生労働委員会にて全会一致で可決

児童福祉法改正案・衆院厚生労働委員会・可決.PNG
児童福祉法等の一部を改正する法律案が衆院厚生労働委員会にて全会一致で可決


児童福祉法改正案、衆院通過 虐待保護に裁判官審査
https://nordot.app/899180189483466752?c=39546741839462401


2022年5月17日の共同通信より転載

 虐待を受けた子どもを親から引き離す一時保護の要否を裁判官が審査する制度を導入する児童福祉法改正案が17日、衆院本会議で全会一致により可決され、衆院を通過した。児童養護施設や里親家庭で育つ若者の自立支援に関し、原則18歳(最長22歳)までの年齢上限も撤廃する。

 一時保護の開始時、親権者が同意した場合を除き、司法審査として児童相談所が裁判所に「一時保護状」を請求する。請求時期は保護開始前か、開始から7日以内とし、保護状を出すかを裁判官が判断する。

 施設などの保護を離れた「ケアリーバー」は施設や自治体が自立可能と判断した時期まで支援を継続できるようにする。



衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=53993&media_type=

2022年5月17日 (火)
本会議 (1時間03分)

案件:
子ども育成基本法案(208国会衆27)
子どもの最善の利益が図られるための子ども施策の総合的かつ計画的な推進に関する法律案(208国会衆8)
こども家庭庁設置法案(208国会閣38)
こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案(208国会閣39)
こども基本法案(208国会衆25)
児童福祉法等の一部を改正する法律案(208国会閣49)
石綿による健康被害の救済に関する法律の一部を改正する法律案(208国会衆37)
国立国会図書館法等の一部を改正する法律案(208国会衆38)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 細田博之(衆議院議長)  13時 02分  01分
 上野賢一郎(内閣委員長)  13時 03分  04分
 堤かなめ(立憲民主党・無所属)  13時 07分  10分
 藤井比早之(自由民主党)  13時 17分  06分
 掘井健智(日本維新の会)  13時 23分  10分
 平林晃(公明党)  13時 33分  07分
 塩川鉄也(日本共産党)  13時 40分  06分
 浅野哲(国民民主党・無所属クラブ)  13時 46分  08分
 橋本岳(厚生労働委員長)  13時 54分  04分
 関芳弘(環境委員長)  13時 58分  03分
 山口俊一(議院運営委員長)  14時 01分  01分


橋本岳(厚生労働委員長)・児童福祉法改正案.PNG
児童福祉法等の一部を改正する法律案が委員会にて修正議決したことを報告する橋本岳(厚生労働委員長)

児童福祉法改正案・修正議決.PNG
児童福祉法等の一部を改正する法律案が修正議決したことを伝える細田博之(衆議院議長)



第208回国会4月22日厚生労働委員会ニュース (PDF 193KB)
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_rchome.nsf/html/rchome/News/Honbun/kourou20820220422016.pdf/$File/kourou20820220422016.pdf

4月22日、衆院厚生労働委員会。

児童福祉法等の一部を改正する法律案、保育等従業者の人材確保のための処遇の改善等に関する特別措置法案(保育士・幼稚園教諭等処遇改善法案)、介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案(介護・障害福祉従事者処遇改善法案)を議題とした。

児童福祉法等の一部を改正する法律案について、後藤茂之厚生労働大臣より趣旨説明を聴取した。

保育等従業者の人材確保のための処遇の改善等に関する特別措置法案(保育士・幼稚園教諭等処遇改善法案)について、立憲民主党の吉田はるみ氏より趣旨説明を聴取した。

介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案(介護・障害福祉従事者処遇改善法案)について、立憲民主党の早稲田ゆき氏より趣旨説明を聴取した。


第208回国会4月27日厚生労働委員会ニュース (PDF 219KB)
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_rchome.nsf/html/rchome/News/Honbun/kourou20820220427017.pdf/$File/kourou20820220427017.pdf

4月27日、衆院厚生労働委員会。

児童福祉法等の一部を改正する法律案、保育等従業者の人材確保のための処遇の改善等に関する特別措置法案(保育士・幼稚園教諭等処遇改善法案)、介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案(介護・障害福祉従事者処遇改善法案)を議題とした。

自民党の川崎ひでと氏、公明党の伊佐進一氏、立憲民主党の柚木道義氏、立憲民主党の山井和則氏、立憲民主党の井坂信彦氏、立憲民主党の吉田統彦氏、立憲民主党の野間健氏が、提出者、立憲民主党の早稲田ゆき氏、後藤茂之厚生労働大臣、黄川田仁志(内閣府副大臣)、津島淳(法務副大臣)、鰐淵洋子(文部科学大臣政務官)、深澤陽一(厚生労働大臣政務官)及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。

衆院厚生労働委員会は休憩に入った。

休憩前に引き続き質疑を行った。

立憲民主党の山田勝彦氏、日本維新の会の吉田とも代氏、日本維新の会の一谷勇一郎氏、国民民主党の田中健氏、共産党の宮本徹氏、有志の会の仁木博文氏が、提出者、立憲民主党の早稲田ゆき氏、後藤茂之厚生労働大臣、黄川田仁志(内閣府副大臣)、津島淳(法務副大臣)、鰐淵洋子(文部科学大臣政務官)、深澤陽一(厚生労働大臣政務官)及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。


第208回国会5月11日厚生労働委員会ニュース (PDF 208KB)
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_rchome.nsf/html/rchome/News/Honbun/kourou20820220511018.pdf/$File/kourou20820220511018.pdf

5月11日、衆院厚生労働委員会。

児童福祉法等の一部を改正する法律案、保育等従業者の人材確保のための処遇の改善等に関する特別措置法案(保育士・幼稚園教諭等処遇改善法案)、介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案(介護・障害福祉従事者処遇改善法案)を議題とした。

参考人質疑を行った。

山縣文治(参考人 関西大学人間健康学部人間健康学科教授)、金尻カズナ(参考人 特定非営利活動法人ぱっぷす理事長)、和田一郎(参考人 獨協大学国際教養学部教授)、藥師寺順子(参考人 大阪府中央子ども家庭センター所長)、早川悟司(参考人 児童養護施設子供の家施設長)より意見を聴取した。

自民党の山本左近氏、立憲民主党の山井和則氏、日本維新の会の池下卓氏、公明党の吉田久美子氏、国民民主党の田中健氏、共産党の宮本徹氏、有志の会の仁木博文氏が、山縣文治(参考人 関西大学人間健康学部人間健康学科教授)、金尻カズナ(参考人 特定非営利活動法人ぱっぷす理事長)、和田一郎(参考人 獨協大学国際教養学部教授)、藥師寺順子(参考人 大阪府中央子ども家庭センター所長)、早川悟司(参考人 児童養護施設子供の家施設長)に対し、それぞれ質疑を行った。

立憲民主党の早稲田ゆき氏、立憲民主党の吉田統彦氏、立憲民主党の井坂信彦氏、日本維新の会の池下卓氏、日本維新の会の金村龍那氏、日本維新の会の堀場幸子氏、国民民主党の田中健氏、共産党の宮本徹氏、有志の会の仁木博文氏が、後藤茂之厚生労働大臣、宮路拓馬(内閣府大臣政務官)、深澤陽一(厚生労働大臣政務官)及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。


第208回国会5月13日厚生労働委員会ニュース (PDF 171KB)
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_rchome.nsf/html/rchome/News/Honbun/kourou20820220513019.pdf/$File/kourou20820220513019.pdf

5月13日、衆院厚生労働委員会。

児童福祉法等の一部を改正する法律案、保育等従業者の人材確保のための処遇の改善等に関する特別措置法案(保育士・幼稚園教諭等処遇改善法案)、介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案(介護・障害福祉従事者処遇改善法案)を議題とした。

立憲民主党の柚木道義氏、立憲民主党の阿部知子氏、自民党の土田慎氏、公明党の吉田久美子氏、公明党の伊佐進一氏が、提出者、立憲民主党の早稲田ゆき氏、後藤茂之厚生労働大臣、佐藤英道(厚生労働副大臣兼内閣府副大臣)及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。

衆院厚生労働委員会は休憩に入った。

休憩前に引き続き質疑を行った。

立憲民主党の中島克仁氏、立憲民主党の野間健氏、立憲民主党の山田勝彦氏が、提出者、立憲民主党の早稲田ゆき氏、後藤茂之厚生労働大臣、佐藤英道(厚生労働副大臣兼内閣府副大臣)及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。

質疑を終局した。

児童福祉法等の一部を改正する法律案に対する修正案
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/syuuseian/10_9CB6.htm

立憲民主党の柚木道義氏が、児童福祉法等の一部を改正する法律案に対する修正案を提出し、趣旨説明を行った。

採決を行った。

立憲民主党提出の児童福祉法等の一部を改正する法律案に対する修正案について採決を行ったところ、全会一致で可決した。

児童福祉法等の一部を改正する法律案について採決を行ったところ、全会一致で可決した。

修正議決すべしと決した。

立憲民主党の柚木道義氏が附帯決議の趣旨説明を行った。
附帯決議について採決を行ったところ、全会一致で可決した。
法案には附帯決議が付された。


5月17日、衆院本会議。
児童福祉法等の一部を改正する法律案を議題とした。
橋本岳(厚生労働委員長)の報告は修正。
採決を行ったところ、修正議決すべしと決した。

児童福祉法改正案は衆院通過した。




参考

[児童福祉法等の一部を改正する法律案] [保育士・幼稚園教諭等処遇改善法案] 4月14日、衆院本会議で児童福祉法改正案と立憲民主党対案が審議入り 子ども一時保護に司法審査
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486747033.html

[児童福祉法等の一部を改正する法律案] 3月4日、児童福祉法改正案を閣議決定 子どもの「一時保護」に「司法審査」導入など
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/485879545.html
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[こども家庭庁設置法案] [こども家庭庁設置法案関連法案] 5月19日、参院内閣委員会でこども家庭庁関連法案が審議入り 自公対案も審議入り

[こども家庭庁設置法案] [こども家庭庁設置法案関連法案] 5月19日、参院内閣委員会でこども家庭庁関連法案が審議入り 自公対案も審議入り

来年4月の設置を目指す「こども家庭庁」について 野田聖子こども政策担当相「若者に身近なSNSを活用した意見聴取などを検討」
https://news.yahoo.co.jp/articles/08942a3fcf462a0c78f6b076f1b53e6ecb93c721


2022年5月19日のYahoo!ニュース(スポーツ報知)より転載

 内閣委員会が19日、参議院で開かれ、来年4月の設置を目指す「こども家庭庁」について、野田聖子こども政策担当相が言及した。

 公明・高瀬弘美氏は、こども家庭庁について「自治体を含め、継続的に子どもの声を聞くための予算の確保、仕組み作りが必要。どのように進めていくのか」と質疑。

 野田氏は「若者に身近なSNSを活用した意見聴取など、直接意見を聞く仕組み作りを検討している」と具体例を挙げた。さらに創設を前に、調査研究なども実施予定だと明かし「子どもの意見の政策への反映が望ましい。地方自治体の取り組みも促進する」と話した。

 また、立憲・塩村あやか氏は、主に学習支援などを行う「NPO法人 キッズドア」を視察したことに触れ「塾に通えない子どもの学習支援を行い、医学部や国公立大にも合格をしている。支援があれば後押しができると再確認できた」と述べた。続けて「近年、偏差値や学歴は親の年収に比例すると言われているが学習支援を行えば、十分に進学することは可能になる。こども家庭庁の課題ではないでしょうか」と質疑した。

 野田氏は「経済的な理由で進学を断念することがないようにすることはもちろん重要」とした上で「自治体の独自の判断により、子どもの大学進学への希望の取り組みが進められているところ。困難を抱えた子どもの進学がかなう支援を文科省と連携していきたい」と前向きな考えを示した。



参議院インターネット審議中継
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

2022年5月19日
内閣委員会
約6時間23分

会議の経過
  内閣委員会(第十七回)
   政府参考人の出席を求めることを決定した。
   こども家庭庁設置法案(閣法第三八号)(衆議院送付)
   こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案
   (閣法第三九号)(衆議院送付) 
    右両案について野田国務大臣から趣旨説明を聴き、
   こども基本法案(衆第二五号)(衆議院提出)について発議者衆
   議院議員加藤勝信君から趣旨説明を聴いた後、
   こども家庭庁設置法案(閣法第三八号)(衆議院送付)
   こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案
   (閣法第三九号)(衆議院送付)
   こども基本法案(衆第二五号)(衆議院提出)
    右三案について発議者衆議院議員加藤勝信君、同木原稔君、野
    田国務大臣、宮路内閣府大臣政務官、深澤厚生労働大臣政務官、
    鰐淵文部科学大臣政務官及び政府参考人に対し質疑を行った。

発言者一覧

徳茂雅之(内閣委員長)
野田聖子(内閣府特命担当大臣(地方創生、少子化対策、男女共同参画)、女性活躍担当、こども政策担当、孤独・孤立対策担当)
加藤勝信(衆議院議員)
上月良祐(自由民主党・国民の声)
古賀友一郎(自由民主党・国民の声)
打越さく良(立憲民主・社民)
徳茂雅之(内閣委員長)
塩村あやか(立憲民主・社民)
高瀬弘美(公明党)
礒崎哲史(国民民主党・新緑風会)
高木かおり(日本維新の会)
田村智子(日本共産党)



第208回 通常国会
https://www.cas.go.jp/jp/houan/208.html

こども家庭庁設置法案 R4.2.25

概要(PDF/194KB)
https://www.cas.go.jp/jp/houan/220225/siryou6.pdf


こども家庭庁設置法案・概要.PNG
こども家庭庁設置法案の概要


第208回 通常国会
https://www.cas.go.jp/jp/houan/208.html

こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案 R4.2.25

概要(PDF/321KB)
https://www.cas.go.jp/jp/houan/220225/siryou10.pdf


こども家庭庁設置法の施行に伴う法律案・概要.PNG
こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案の概要

野田聖子・こども家庭庁設置法案・趣旨説明・参院内閣委員会.PNG
こども家庭庁設置法案、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案の趣旨説明を行う野田聖子国務大臣

加藤勝信・こども家庭庁対案・自公・趣旨説明・参院内閣委員会.PNG
自民党、公明党提出の「こども基本法案」の趣旨説明を行う自民党の加藤勝信氏



5月19日、参院内閣委員会。

こども家庭庁設置法案、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案、自公提出のこども基本法案を議題とした。

こども家庭庁設置法案、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案について、野田聖子国務大臣より趣旨説明を聴取した。

自公提出のこども基本法案について、衆議院議員、自民党の加藤勝信氏より趣旨説明を聴取した。

自民党の上月良祐氏、自民党の古賀友一郎氏、立憲民主党の打越さく良氏が、発議者衆議院議員加藤勝信氏、同木原稔氏、野田聖子国務大臣、宮路内閣府大臣政務官、深澤厚生労働大臣政務官、鰐淵文部科学大臣政務官及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。

参院内閣委員会は休憩に入った。

休憩前に引き続き質疑を行った。

立憲民主党の塩村あやか氏、公明党の高瀬弘美氏、国民民主党の礒崎哲史氏、日本維新の会の高木かおり氏、共産党の田村智子氏が、発議者衆議院議員加藤勝信氏、同木原稔氏、野田聖子国務大臣、宮路内閣府大臣政務官、深澤厚生労働大臣政務官、鰐淵文部科学大臣政務官及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。

立憲・塩村あやか氏は、主に学習支援などを行う「NPO法人 キッズドア」を視察したことに触れ「塾に通えない子どもの学習支援を行い、医学部や国公立大にも合格をしている。支援があれば後押しができると再確認できた」と述べた。続けて「近年、偏差値や学歴は親の年収に比例すると言われているが学習支援を行えば、十分に進学することは可能になる。こども家庭庁の課題ではないでしょうか」と質疑した。

公明・高瀬弘美氏は、こども家庭庁について「自治体を含め、継続的に子どもの声を聞くための予算の確保、仕組み作りが必要。どのように進めていくのか」と質疑。

野田氏は「若者に身近なSNSを活用した意見聴取など、直接意見を聞く仕組み作りを検討している」と具体例を挙げた。さらに創設を前に、調査研究なども実施予定だと明かし「子どもの意見の政策への反映が望ましい。地方自治体の取り組みも促進する」と話した。

こども基本法案
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g20805025.htm

自公提出のこども基本法案です。




参考

[こども家庭庁設置法案] [こども家庭庁設置法案関連法案] 5月18日、こども家庭庁関連法案が参院本会議で審議入り
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/488217560.html

[こども家庭庁設置法案] [こども家庭庁設置法案関連法案] 5月17日、こども家庭庁関連法案が衆院通過 自公対案も衆院通過
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/488208043.html

[こども家庭庁設置法案] [こども家庭庁設置法案関連法案] 4月20日、こども家庭庁関連法案が衆院内閣委員会で審議入り 自公対案、立民対案、維新対案も並行審議
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/487396693.html

[こども家庭庁設置法案] [こども家庭庁設置法案関連法案] 4月19日、こども家庭庁関連法案が衆院本会議で審議入り 自公対案、立民対案、維新対案も並行審議
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/487386590.html

[こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案] 2月25日、こども家庭庁設置法に伴う関係法律の整備を行う法案を閣議決定
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/485800503.html

[こども家庭庁設置法案] 2月25日、「こども家庭庁」設置法案を閣議決定 来年4月1日発足へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/485799891.html




関連

[子ども総合基本法案] 3月1日、「こども家庭庁」創設めぐり立憲民主党が対案提出
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/485828087.html
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