2022年05月03日

制裁対象の外国企業に原料などの輸出を禁止=プーチン大統領(スプートニク日本2022年5月3日)

制裁対象の外国企業に原料などの輸出を禁止=プーチン大統領(スプートニク日本2022年5月3日)

制裁対象の外国企業に原料などの輸出を禁止=プーチン大統領
https://jp.sputniknews.com/20220503/11009889.html


2022年5月3日のスプートニク日本より転載

ロシアのプーチン大統領は3日、露政府による制裁の対象になっている外国企業などに対し、原料を含む露産製品の輸出を禁止する大統領令に署名した。大統領令は法律文書に関する露政府の公式サイト「法律情報インターネットポータル」に掲載されている。

大統領令は、米国を始めとする非友好国の企業や団体の利益に資する場合、露国内で生産された製品や原料などの国外への輸出を禁止するもの。このほか、露国内の企業などに対し、外国企業との新たな契約や既に契約済みの取引の実行を禁止する条項も含まれている。
具体的な制裁対象に関しては、10日以内に定めるとしている。


プーチン・大統領令.PNG
ロシアのプーチン大統領



ロシアのプーチン大統領は3日、露政府による制裁の対象になっている外国企業などに対し、原料を含む露産製品の輸出を禁止する大統領令に署名した。
大統領令は法律文書に関する露政府の公式サイト「法律情報インターネットポータル」に掲載されている。

大統領令(ロシア語)
http://kremlin.ru/events/president/news/67881

「米国および外国の州およびそれらに参加している国際機関の不親切な行動に関連する特別な経済的措置の適用に関する法令

大統領は、「アメリカ合衆国およびそれらに加わった外国の州および国際機関の不親切な行動に関連した特別な経済的措置の適用について」の法令に署名した。」

日本企業もロシア政府による制裁の対象になっているであろう。




関連

政府 ロシア追加制裁 アルコール飲料など38品目の輸入禁止へ(NHKニュース2022年4月12日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486521350.html

[参院財政金融委員会] 3月24日、ロシア大統領のLNGルーブル支払い発言「関係省庁と状況精査中」鈴木財務相
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486145254.html
posted by hazuki at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ロシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月2日、次世代通信規格「ビヨンド5G」 日本とEUが協力強化で合意

5月2日、次世代通信規格「ビヨンド5G」 日本とEUが協力強化で合意

次世代通信規格「ビヨンド5G」 日本とEUが協力強化で合意
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220503/k10013609801000.html


2022年5月3日のNHKニュースより転載

ベルギーを訪問している金子総務大臣は、EUの執行機関、ヨーロッパ委員会のデジタル分野の幹部と会談し、ビヨンド5Gと呼ばれる次世代の通信規格の研究開発などで日本とEUが協力を強化していくことで一致しました。

ヨーロッパを歴訪している金子総務大臣は、ベルギーの首都ブリュッセルで、日本時間の2日夜にEUの執行機関、ヨーロッパ委員会でデジタル政策などを担当するベステアー執行副委員長と会談しました。

そして5Gよりも高速・大容量が可能となる「ビヨンド5G」と呼ばれる次世代の通信規格をめぐって、日本とEUが共同研究を推進するなど、協力を強化していくことで一致しました。

今後、日・EU双方の産官学のメンバーが、システム開発や国際的な規制の在り方などについて情報交換の場を設けるなどして、具体的な協力を進めるとしています。

さらに両氏は、サイバーセキュリティの強化や、AI=人工知能の適切な利用など情報通信をめぐる課題への対応でも、緊密に連携していくことも確認しました。

会談のあと金子大臣は記者団に対し「2030年代の経済・社会の基盤となるビヨンド5Gの早期実現に向けて国際的な連携をさらに深めていく必要があり日・EUの協力をさらに深化すべく、さまざまな枠組みを活用して取り組んでいきたい」と述べました。


金子恭之とEUのベステアー執行副委員長.PNG
EUのベステアー執行副委員長と金子恭之総務大臣

金子恭之・EU.PNG
金子恭之総務大臣



ベルギーを訪問している金子総務大臣は、EUの執行機関、ヨーロッパ委員会のデジタル分野の幹部と会談し、ビヨンド5Gと呼ばれる次世代の通信規格の研究開発などで日本とEUが協力を強化していくことで一致した。
ヨーロッパを歴訪している金子総務大臣は、ベルギーの首都ブリュッセルで、日本時間の2日夜にEUの執行機関、ヨーロッパ委員会でデジタル政策などを担当するベステアー執行副委員長と会談した。

ビヨンド5G=6Gの前に5Gを使い倒さなければならない。
5Gでも危険と言われているのに6Gはどうなるのだろう。

金子総務大臣と欧州委員会ヴェステアー上級副委員長及びブルトン委員との会談の結果
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin08_02000134.html

令和4年(2022年)5月2日の総務省HPより。

「令和4年5月2日(月)、金子総務大臣は欧州委員会ヴェステアー上級副委員長及びブルトン委員と会談し、以下の通りICT分野におけるこれまでの協力の成果を確認するとともに、Beyond 5Gを含むあらゆるデジタル問題に関する二国間協力を更に拡大することで一致しました。

金子総務大臣は欧州委員会ヴェステアー上級副委員長及びブルトン委員と会談し、これまでの日EU・ICT政策対話や日EU・ICT戦略ワークショップ、INDICOプロジェクト(標準化に関する国際プロジェクト)等による日EUの緊密な連携やBeyond 5Gにおける日EUの産学官の取組の推進に関する成果を確認しました。
(省略)」

[5Gの問題点] 竹中平蔵が推進する第四次産業革命やムーンショットのインフラに不可欠というだけでアウト!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/475895028.html

5Gの問題点として、竹中平蔵が推進する第四次産業革命やムーンショットのインフラに不可欠というだけでアウトなのです。
政府が推進するスーパーシティのインフラに不可欠でもある。




関連

“ビヨンド5G“ 次世代通信規格の研究加速を経済対策に 総務相
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/484367183.html

首相 “次世代の通信規格「ビヨンド5G」の研究開発加速を”
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/479196092.html

“ビヨンド5G” 産学官連携でビジネス展開 新組織設立へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/479182177.html

“6G” “ビヨンド5G” 研究開発強化へ基金創設の方針 総務相
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478519035.html

7月17日、新たなIT戦略を閣議決定 デジタル化を社会変革の原動力に
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/476428635.html

5G・ポスト5Gの技術開発へ 政府が国内企業を支援
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/476001147.html
ラベル:金子恭之 6G 5G
posted by hazuki at 16:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本とタイ 首脳会談 力による一方的な現状変更に反対で一致(NHKニュース2022年5月3日)

日本とタイ 首脳会談 力による一方的な現状変更に反対で一致(NHKニュース2022年5月3日)

日本とタイ 首脳会談 力による一方的な現状変更に反対で一致
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220502/k10013609631000.html


2022年5月3日のNHKニュースより転載

タイを訪れている岸田総理大臣はプラユット首相と首脳会談を行い、ウクライナ情勢をめぐり、いかなる地域でも力による現状変更は認められないという認識で一致しました。

また海洋進出を強める中国を念頭に、日本からの防衛装備品の輸出などに関する協定の締結で合意しました。

岸田総理大臣は、首都バンコクにある首相府で日本時間の午後6時すぎからプラユット首相と2時間余り首脳会談を行いました。

この中で岸田総理大臣は「プラユット首相とともに戦略的パートナーであるタイとの間の友好関係をさらに発展させたい。戦略的パートナーを包括的戦略パートナーに格上げしてはどうかというご提案をプラユット首相からいただいた。両国関係をさらなる高みに引き上げる観点から、提案を真剣に検討したい」と述べました。

会談で両首脳は、ウクライナ情勢について意見を交わし、いかなる地域でも主権や領土の一体性の侵害、力による一方的な現状変更、それに大量破壊兵器による威嚇や使用に反対していくことで一致しました。

さらに岸田総理大臣は、タイ政府によるウクライナや周辺国への人道支援を高く評価し、国際社会とともにウクライナや周辺国への人道支援で連携していくことで一致しました。

また中国を念頭に、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて連携していくことを確認したほか、北朝鮮の核・ミサイル問題、拉致問題それにミャンマー情勢をめぐっても緊密に連携していくことを確認しました。

そして、日本からタイへの防衛装備品の輸出や技術移転に関する協定の締結で合意したほか、捜査当局が外交ルートを通さずに必要な情報や証拠を直接やり取りできる「刑事共助条約」の締結に向けて調整を加速させることを確認しました。

また、新型コロナ対策をめぐって、500億円の円借款を行うことや検疫体制を強化するための機材の支援を行うことで合意しました。

このほか、タイが議長国を務め、ことし11月に開かれる予定のAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議の成功に向け、緊密に連携していくことで一致しました。

タイ プラユット首相「人道支援継続で一致」

ウクライナ情勢を巡ってタイは、ロシアに対する制裁には参加せず、外交で中立的な立場を維持し、ことしAPEC=アジア太平洋経済協力会議の議長国として、アメリカや日本、それにロシアや中国などと協議することができる立場であることを強調しています。

岸田総理大臣との首脳会談のあとの共同記者発表で、タイのプラユット首相は「両国は主権や領土の一体性、国際法、国連憲章の原則を再確認した。そしてすべての関係者に対し、暴力を停止し、最大限の自制をするよう求め、国際社会と協力して、ウクライナの人たちに人道支援を継続していくことで一致した。こうした人道的な面に目を向けて支援を続けていくことが、いずれ紛争の解決に向けた道につながる」などと述べました。

岸田首相 「今回の成果を ヨーロッパ訪問につなげたい」

岸田総理大臣は訪問先のタイで記者団に対し、今回の東南アジア訪問について「ウクライナ情勢への対応では、アジア唯一のG7=主要7か国のメンバーとして、できるだけ理解と協力を得るよう努力をした。3か国それぞれ、こんにちまでの歴史的な事情など違いがあるが、基本的な考え方で共通認識を確認することができたという手応えは感じている」と述べました。

そのうえで「今回の成果を、ぜひヨーロッパ訪問につなげていきたいし、G7各国との協議の中でもしっかりと報告したい。G7の厳しいスタンスと、アジアの国々の立場には違いがあることを踏まえ、できるだけ多くの国々に連携や協力を求めていかなければいけない難しさや丁寧な取り組みの大切さをしっかり伝えることが大事だ」と述べました。

そして「ともに平和や安定を実現するために行動してもらう雰囲気をつくることの大切さをしっかり説明していくことが、アジア唯一のG7メンバーである日本の置かれている責任であり立場だ」と強調しました。


岸田文雄とタイのプラユット首相.PNG
岸田文雄首相とタイのプラユット首相



タイを訪れている岸田総理大臣はプラユット首相と首脳会談を行い、ウクライナ情勢を巡り、いかなる地域でも力による現状変更は認められないという認識で一致した。
新型コロナ対策を巡って、500億円の円借款を行うことや検疫体制を強化するための機材の支援を行うことで合意した。
岸田文雄の円借款の旅です。
また、円借款というバラマキです。

日タイ首脳会談
https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea1/th/page1_001160.html

「 5月2日、現地時間午後4時10分(日本時間午後6時10分)から約2時間15分、タイ王国を訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、首相府において、プラユット・ジャンオーチャー・タイ王国首相兼国防大臣(H.E. Mr. Prayut Chan-o-cha, Prime Minister and Minister of Defense of the Kingdom of Thailand)と少人数会合を含む首脳会談を実施したところ、概要は以下のとおりです。会談後、両首脳は署名式及び共同記者発表に臨み、その後、プラユット首相主催の歓迎夕食会が行われました。会談には、磯ア内閣官房副長官他が同席しました。
1 冒頭

 岸田総理は、プラユット首相及びタイ国民からの温かい歓迎に感謝の意を表し、国際秩序の根幹をめぐる歴史の岐路に立っている中、「自由で開かれたインド太平洋」の実現や、ロシアによるウクライナ侵略、南シナ海情勢、ミャンマー情勢などの地域・国際情勢への対応において、タイとの連携を強化したい旨述べました。また、日タイ修好135周年である本年、プラユット首相と共に戦略的パートナーであるタイとの友好関係を更に発展させたい旨述べました。これに対し、プラユット首相から、総理の訪問を歓迎する、世界は様々な課題に直面しており、岸田総理と共に日タイ両国の関係を更に強化し、地域・国際情勢への対応について緊密に協力していきたい旨発言がありました。
(省略)
2 二国間関係

(1)安全保障・法務分野
 両首脳は、「日タイ防衛装備品・技術移転協定」の署名を歓迎し、今後、具体的な移転案件の協議を進めていくことで一致しました。また、「日タイ刑事共助条約」の締結に向けて、正式交渉会合を開催すべく、調整を加速させることで一致しました。

(2)未来に向けた経済関係強化
 岸田総理から、日タイの未来に向けた経済関係強化として、サプライチェーン強靭化を含む経済安全保障分野での協力の推進、「アジア・エネルギー・トランジション・イニシアティブ」等を通じた脱炭素化や、5Gをはじめとするデジタル、スマートシティ、ヘルスケアの分野において協力していきたい旨述べました。また、「アジアゼロエミッション共同体構想」も紹介しました。これに対し、プラユット首相から、これらの分野での関係強化に取り組んでいくとし、日本企業からの更なる投資への期待が表明されました。両首脳はまた、こうした分野における協力についても、策定中の「日タイ戦略的経済連携5か年計画」に反映させていくことで一致しました。

(3)新型コロナ対策
 岸田総理から、新たに新型コロナ対策のための500億円の円借款による財政支援と、水際の検疫体制強化のための機材支援を決定し、新型コロナを乗り越え、両国の活発な往来が再開されることを期待する旨述べました。プラユット首相からは、日本によるワクチン供与を含む新型コロナ対策支援への謝意とともに、日本人観光客の来訪など活発な往来や経済活動の再開への期待が示されました。
(省略)
3 地域・国際情勢
(省略)
(3)メコン、ASEAN及び国際場裡における協力
 岸田総理から、日メコン協力についてACMECS開発基金に1.5億円拠出した旨述べ、プラユット首相から謝意が表明されました。両首脳は、引き続き、メコン地域の発展のために緊密に連携していくことで一致しました。 また、岸田総理は、ASEAN協力について、来年は日ASEAN友好協力50周年であり、日本での特別首脳会議にて将来の日ASEAN協力のビジョンを打ち出したい旨述べ、プラユット首相は、ASEAN対日調整国として日本のイニシアティブを支持し、協力していく旨述べました。
加えて、岸田総理から、本年タイが議長を務めるAPECの成功に向けて、日本はBCG経済を含めたタイの優先課題を全面的に支持する旨述べました。これに対しプラユット首相は謝意を述べ、両国はAPECの成功に向けて緊密に連携していくことで一致しました。また、国連安保理改革や核軍縮・不拡散の分野でも協力していくことで一致しました。

岸田首相 ベトナムで首脳会談 ウクライナ即時停戦などで一致(NHKニュース2022年5月1日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/487526585.html

日メコン協力についてACMECS開発基金に1.5億円拠出した件は、ベトナムでの首脳会談で触れた通りです。
日本国民にはカネを使わない癖に海外には簡単にばら撒きます。

ロシアは無差別攻撃をしていない。
ウクライナを攻撃しているのはウクライナ軍ですよ。
関連リンクをご覧ください。




関連

ドネツク州のダムをウクライナ人武装戦闘員らが爆破、決壊(スプートニク日本2022年4月12日)
https://hazukinoblog02.seesaa.net/article/486478790.html

ウクライナ兵が、マリウポリでの民間人殺害を自供(Pars Today 2022年4月10日)
https://hazukinoblog02.seesaa.net/article/486384504.html

虐殺は「自作自演のでっち上げ」民間人の死者は「ウクライナ政府の無責任な政策の犠牲者」駐日ロシア大使が語った“認識”(TBSニュース2022年4月10日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486378780.html

「ブーチャで起こったことについての真実は、近いうちに明らかになる」=露国連大使(スプートニク日本2022年4月5日)
https://hazukinoblog02.seesaa.net/article/486313709.html

マリウポリ 中心街の劇場をウクライナ民族主義者らが地雷で爆破(スプートニク日本2022年3月17日)
https://hazukinoblog02.seesaa.net/article/486052410.html

ウクライナ軍による白リン弾、クラスター爆弾の使用を確認=露国連大使(スプートニク日本2022年3月15日)
https://hazukinoblog02.seesaa.net/article/486041708.html

[駐日ロシア連邦大使館Facebook] 3月16日、ラブロフ外相「戦争を終わらせる、これこそが我々の取り組んでいることである。」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486037142.html

ロシア軍ではなくウクライナ軍が砲撃をしている。フランス人ジャーナリスト アンヌ=ロール・ボネルのスク−プ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/485966642.html

プーチン大統領 中東からドンバスに1万6000人の義勇兵派遣を承認(スプートニク日本2022年3月11日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/485966199.html
ラベル:岸田文雄
posted by hazuki at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

施行75年、岐路に立つ憲法 緊急条項改正狙う自維公国(共同通信2022年5月2日)

施行75年、岐路に立つ憲法 緊急条項改正狙う自維公国(共同通信2022年5月2日)

施行75年、岐路に立つ憲法 緊急条項改正狙う自維公国
https://nordot.app/893790170209812480?c=39546741839462401


2022年5月2日の共同通信より転載

 日本国憲法は、1947年の施行から3日で75年。岸田文雄首相(自民党総裁)は9条への自衛隊明記や緊急事態条項新設など党憲法改正案4項目の議論進展を狙う。自民、日本維新の会、公明、国民民主の4党は新型コロナウイルス禍やロシアによるウクライナ侵攻を挙げて、緊急時に国会議員任期を延長する改憲の必要性を訴え、検討促進で一致。「危機便乗」と警戒する立憲民主党は慎重姿勢を示し、共産党は反対する。憲法が岐路に立っている。

 首相は3月の自民党大会で改憲案4項目について「今こそ取り組まなければならない課題だ。改憲の党是を成し遂げよう」と表明した。


岸田文雄・自民党の全国幹事長会議.PNG
自民党の全国幹事長会議であいさつする岸田文雄首相 右は茂木敏充幹事長(2022年3月12日)

憲法と自民党改憲草案.PNG
現行日本国憲法と自民党改正草案



日本国憲法は、1947年の施行から3日で75年。
岸田文雄首相(自民党総裁)は9条への自衛隊明記や緊急事態条項新設など党憲法改正案4項目の議論進展を狙う。

改正国民投票法が2021年の通常国会で成立したので、改憲の実現へ向けて動いている。
また、自公、維新、有志の会は2022年の通常国会で国民投票法改正案を衆議院に提出した。

自民党の改憲4項目は、憲法9条、教育充実、緊急事態条項、参院合区解消。
憲法に自衛隊を明記する必要はない。
自民党が目指しているのは戦争の出来る国。
教育無償化は財源がないので、やらない自民党は、教育の充実と置き換えた。
参院合区解消は、法制化で対応可能だと思います。
憲法に明記しなくても出来る。
改憲の本丸である9条に進む為の口実の一つ。
緊急事態条項は「ナチスの全権委任法」に当たる。
麻生副総理の「ナチスの手法に学べ」という発言は、まさにナチスがワイマール憲法の第48条(大統領緊急令規定)の国家緊急権でワイマール憲法を無効化したことに学ぶべきということだと言えます。
自民党改正草案では最高法規である憲法97条を削除することになっている。
基本的人権がなくなる。

改憲発議を阻止し国民投票をやらせてはならない。




参考

首相、夏の参院選勝利へ決意 改憲「今こそ成し遂げねば」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486000881.html

首相「改憲へ党の総力結集」 自民党憲法改正実現本部に異例の出席
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/484913539.html

岸田首相 憲法改正案 4項目同時改正はこだわらず 一部先行も
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/484472957.html
posted by hazuki at 11:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする