2022年01月22日

[日米首脳テレビ会談] 1月21日、日本での日米豪印の4カ国首脳会談実施などで合意

[日米首脳テレビ会談] 1月21日、日本での日米豪印の4カ国首脳会談実施などで合意

日米首脳会談 日本での日米豪印の4カ国首脳会談実施などで合意
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220122/k10013443901000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_003


2022年1月22日のNHKニュースより転載

岸田総理大臣は21日夜、アメリカのバイデン大統領とオンライン形式で会談し、日米両国にオーストラリアとインドを加えた、クアッドと呼ばれる4か国の首脳会合をことしの前半に日本で開催する方針を確認しました。また経済分野の議論を進めるため、両国の外務・経済閣僚による協議の枠組みを新設することで合意しました。

岸田総理大臣は21日夜、総理大臣官邸で、アメリカのバイデン大統領とのオンライン形式での首脳会談に臨み、会談はおよそ1時間20分行われました。

会談で両首脳は、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた両国の連携を強化するとともに、ASEAN=東南アジア諸国連合やヨーロッパなどの価値観を共有する同志国との協力をさらに深めていくことで一致しました。

そのうえで日米両国にオーストラリアとインドを加えた、クアッドと呼ばれる4か国の首脳会合をことしの前半に日本で開催する方針を確認しました。

そして両首脳は、地域情勢をめぐっても意見を交わし、中国を念頭に、東シナ海や南シナ海での一方的な現状変更の試みや経済的威圧に反対するとともに、香港や新疆ウイグル自治区での人権問題に対する深刻な懸念を共有しました。

さらに台湾海峡の平和と安定の重要性を確認し、両岸問題の平和的解決を促すとした上で、中国をめぐる諸課題に対し、日米両国で緊密に連携していくことで一致しました。

また、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮の完全な非核化に向け、引き続き日米、日米韓3か国で緊密に連携していくことを確認したほか、岸田総理大臣が拉致問題の即時解決に向けた理解と協力を求めたのに対し、バイデン大統領は強い支持を表明しました。

このほか両首脳は、ロシアによるウクライナへの侵攻を抑止するため、両国で緊密に連携するとともに、岸田総理大臣は、いかなる攻撃に対しても強い行動を取ることについて、アメリカをはじめ国際社会と調整を続けていく考えを強調しました。

安全保障をめぐって、両首脳は、日米同盟の抑止力と対処力をいっそう強化することで一致し、岸田総理大臣は、新たな国家安全保障戦略などを策定し、日本の防衛力を抜本的に強化する決意を表明しました。

さらに岸田総理大臣は、いわゆる「敵基地攻撃能力」も含めてあらゆる選択肢を排除せず現実的に検討していくと説明し、バイデン大統領は、これを歓迎する考えを示すとともに、沖縄県の尖閣諸島に日米安全保障条約第5条が適用されると明言しました。

また両首脳は、在日アメリカ軍の施設区域などで新型コロナの感染が拡大したことを受け、感染拡大の防止に向けて緊密に協力していくことで一致しました。

一方経済分野では、岸田総理大臣が、みずからが掲げる「新しい資本主義」を説明したのに対し、バイデン大統領もアメリカの経済政策の考え方を説明しました。

そのうえで両首脳は、持続可能で包摂的な経済社会の実現のための新しい政策イニシアティブについて議論を深めていくことを確認し、経済分野の議論を進めるため、両国の外務・経済閣僚による協議、経済版のいわゆる「2プラス2」の枠組みを新設することで合意しました。

さらに岸田総理大臣は、アメリカによるインド太平洋地域の国際秩序への戦略的な関与という観点から、TPP=環太平洋パートナーシップ協定へのアメリカの復帰を望む考えを伝えました。

また両首脳は、核軍縮をめぐって21日にNPT=核拡散防止条約に関する日米共同声明が発表されたことを歓迎し、核兵器のない世界に向けてともに取り組んでいくことを確認しました。

会談のあと岸田総理大臣は記者団に対し「個人的な信頼関係も含めた関係を構築する上で、じっくり時間をかけてさまざまな課題について意見交換ができた。大変有意義だった」と述べました。

米政権高官「ことし春の遅い時期に日本公式訪問の意思表明」

アメリカのバイデン政権の高官は21日夜の日米首脳会談で確認した4か国の首脳会合に参加するためのバイデン大統領の訪日の時期について「大統領は春の遅い時期に日本を公式訪問する意思を示した」と明らかにしました。

21日夜、行われたオンライン形式での日米首脳会談について、バイデン政権の高官は記者団に「なごやかな雰囲気で行われた。大統領は『日本との関係により希望を持てるようになった』と言及した」と述べました。

そのうえで「バイデン大統領は春の遅い時期に日本を公式訪問する意思を示した」と明らかにし、首脳会談でことし前半に日本で開催する方針を確認した4か国の首脳会合に参加するためのバイデン大統領の日本訪問の時期について「春の遅い時期」になるという見通しを示しました。

また、両首脳が新設することで合意した外務・経済閣僚による経済版のいわゆる「2プラス2」の議題について高官は「これから詰めていくが輸出管理やサプライチェーン、技術に対する投資などについて議論することになる。アメリカと日本はより積極的な役割を果たすことができる」と述べました。

一方、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮への今後の対応については引き続き外交による解決を目指す一方でさらなる挑発行為をやめさせるため日米韓の3か国が連携していくことを明確にしたということで、高官は「今後数日中に政府から何かしらの発表があるだろう」と述べました。

さらにホワイトハウスが会談後に発表した声明では、バイデン大統領は日本の防衛費の歳出の増加を歓迎し「こうした重要な投資を長期にわたって持続させることの重要性を強調した」としています。

またホワイトハウスは首脳会談の冒頭を撮影した映像を公開し、この中でバイデン大統領は画面上の岸田総理大臣に「またお会いできてうれしいです。グラスゴーでの懇談は楽しかったです」と呼びかけています。


岸田文雄・日米首脳テレビ会談.PNG



岸田総理大臣は21日夜、アメリカのバイデン大統領とオンライン形式で会談し、日米両国にオーストラリアとインドを加えた、クアッドと呼ばれる4か国の首脳会合を今年の前半に日本で開催する方針を確認した。
また経済分野の議論を進めるため、両国の外務・経済閣僚による協議の枠組みを新設することで合意した。
会談はおよそ1時間20分行われた。

バイデン氏、今春初来日 首相、防衛力強化を伝達
https://nordot.app/857355343590096896?c=39546741839462401

2022年1月22日の共同通信の報道です。
「岸田文雄首相は21日深夜、バイデン米大統領とテレビ会議形式で会談し、日本の防衛力を抜本的に強化する決意を伝達した。「敵基地攻撃能力」の保有を含め、あらゆる選択肢を検討すると述べ、支持を得た。中国対応での連携強化を視野に、バイデン氏が今春、就任後初めて日本を公式訪問する方針で一致した。」

令和4年1月21日 日米首脳テレビ会談
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202201/21kaidan.html

「令和4年1月21日、岸田総理は、総理大臣官邸でアメリカ合衆国のジョセフ・バイデン大統領と首脳テレビ会談を行いました。」

日米首脳テレビ会談
https://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/page1_001086.html

「1月21日、午後10時から約80分間、岸田文雄内閣総理大臣は、ジョセフ・バイデン米国大統領(The Honorable Joseph R. Biden, Jr., President of the United States of America)とテレビ会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

両首脳は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、強固な日米同盟の下、日米両国が緊密に連携していくとともに、豪州、インド、ASEAN、欧州等の同志国との協力を深化させることで一致しました。この関連で、岸田総理大臣から、バイデン大統領の訪日を得て日米豪印首脳会合を本年前半に日本で主催する考えである旨述べ、バイデン大統領から、支持が表明されました。
(省略)」




参考リンク

令和4年1月21日 日米首脳テレビ会談
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202201/21kaidan.html

日米首脳テレビ会談
https://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/page1_001086.html
ラベル:岸田文雄
posted by hazuki at 22:21| Comment(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

関節リウマチ薬、コロナ治療に 重症患者らの炎症抑える(共同通信2022年1月20日)

関節リウマチ薬、コロナ治療に 重症患者らの炎症抑える(共同通信2022年1月20日)

関節リウマチ薬、コロナ治療に 重症患者らの炎症抑える
https://nordot.app/856862718041604096?c=39546741839462401


2022年1月20日の共同通信より転載

 厚生労働省の専門部会は20日、関節リウマチなどの治療に使われている薬「トシリズマブ」を、肺炎を起こし酸素投与が必要な、新型コロナウイルス感染症の重症患者らに使用することを了承した。

 免疫の過剰な反応によって起きる炎症を抑え、呼吸機能の悪化を防ぐのが目的。ステロイド薬と併用し、点滴で投与する。

 開発した中外製薬が昨年12月、厚労省に承認を申請していた。




厚生労働省の専門部会は20日、関節リウマチなどの治療に使われている薬「トシリズマブ」を、肺炎を起こし酸素投与が必要な、新型コロナウイルス感染症の重症患者らに使用することを了承した。
開発した中外製薬が昨年12月、厚労省に承認を申請していた。
トシリズマブ(アクテムラ)は、2年前から推奨されたそうです。




関連ツイート



現在の社会世相
@onyxorion2
返信先:
@hazukinotaboo2
さん
トシリズマブ(アクテムラ)は、2年前から推奨された。日本で製造された薬。どうも、何でも米国に権利を奪われてから流通する仕組。情けない。アビガンとの組合せもある。ヒドロキシクロロキンも有効。ワクチン接種以外の治療薬の方法が良いのに政府はワクチン推進のみの愚策。安倍首相退陣の原因か。


https://twitter.com/onyxorion2/status/1484782740201377793



追記

新型コロナウイルスによる肺炎の記事のリンクが多くなったので、リンクを省きます。
「新型肺炎」または「新型コロナウイルス」でラベル(タグ)を切っています。
「変異ウイルス」も追加しました。
posted by hazuki at 15:36| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[オーストリア] 全成人にワクチン義務化 EU初、最大46万円の罰金

[オーストリア] 全成人にワクチン義務化 EU初、最大46万円の罰金

全成人にワクチン義務化 EU初、最大46万円の罰金―オーストリア
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022012100755&g=int


2022年1月21日の時事通信より転載

 【ベルリン時事】オーストリア国民議会(下院)は20日、妊婦などを除く18歳以上の全成人に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付ける法案を可決した。連邦議会(上院)の承認を経て、2月初めに施行される見通し。3月半ばから警察官が路上などで取り締まりを始め、違反者は最大3600ユーロ(約46万円)の罰金が科される。

 欧州連合(EU)では、ドイツやフランスなどが飲食店入店時に接種証明を求め、イタリアやギリシャが中高年に接種を義務付けているが、全成人への義務化はオーストリアが初。一方、接種すれば1割の確率で飲食店などで使える500ユーロ(約6万5000円)のクーポン券が当たる措置も導入し、アメとムチで接種率向上を目指す。
 取り締まりで接種証明を提示できなかった未接種者は、2週間以内に接種をしないと罰金を科される。罰金額は所得などに応じ変動する。妊婦や医学的な理由で接種できない人のほか、感染から6カ月以内の人は免除される。




オーストリア国民議会(下院)は20日、妊婦などを除く18歳以上の全成人に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付ける法案を可決した。
連邦議会(上院)の承認を経て、2月初めに施行される見通し。
3月半ばから警察官が路上などで取り締まりを始め、違反者は最大3600ユーロ(約46万円)の罰金が科される。
日本ではワクチン義務化が出来ないが、憲法改正すれば義務化が可能になる。
オーストリアの国民でなくて良かった。
ワクチン義務化に反対します。




追記

新型コロナウイルスによる肺炎の記事のリンクが多くなったので、リンクを省きます。
「新型肺炎」または「新型コロナウイルス」でラベル(タグ)を切っています。
「変異ウイルス」も追加しました。




参考

ワクチン接種証明のアプリ発行にはマイナンバーカード必要に
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/483509588.html

入店時に接種証明、スマホでも発行 政府が近く活用案
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/483299543.html

ワクチンパスポート “国内での活用の在り方検討” 官房長官
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/483130521.html

7月26日、ワクチンパスポート受け付け開始 海外渡航で隔離免除
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/482633287.html

「ワクチンパスポート」イタリアなど5か国で使用可に
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/482606665.html

ワクチンパスポート申請7月26日から 市区町村で受け付け開始
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/482430553.html

「ワクチンパスポート」7月下旬 発行開始の見通し 官房長官
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/482267367.html

河野規制改革相 「ワクチン接種証明書」導入検討の考え示す
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481285814.html

「ワクチンパスポート」検討 国内での活用なしで
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480544824.html




関連

「ワクチンパス」韓国でも利用広がる 事実上の“接種義務化”加速(テレビ朝日ニュース2022年1月10日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/485162505.html

[フランス] 仏政府 健康パス「ワクチン接種のみ」 来年1月に法案提出
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/484877490.html

[イタリア] ワクチン未接種者 来月からレストランなど利用禁止に
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/484553281.html

感染深刻のドイツ 公共交通機関でも“接種証明書”必要に
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/484490612.html

[オーストリア] コロナ感染拡大 ワクチン接種者も外出制限へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/484470024.html

米「ワクチン接種義務は憲法違反」半数超の州が提訴
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/484245200.html

[シンガポール] ワクチン未接種、出社禁止へ 感染急増、対策強化
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/484109857.html

民間へのワクチン義務化、近く実施 政府方針「効果ある」 バイデン米大統領
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/483912403.html

カリフォルニア州、全米初12歳以上の生徒にワクチン接種義務化へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/483700125.html

[ロサンゼルス] 接種を終えないと原則登校不可 生徒のワクチン義務化に抗議活動
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/483590056.html

英首相、冬に向けコロナ対策発表へ 接種証明は導入中止=保健相
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/483478231.html

米で“接種証明義務化”に市民ら賛否 違反で罰金も
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/483445660.html

イタリア、飲食店利用はワクチン証明が義務 感染再拡大
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/482788450.html

[フランス] 7月21日、“ワクチンパスポート”提示の義務化始まる
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/482593068.html

[フランス] “ワクチン義務化”反対 11万人超が抗議デモ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/482532732.html
posted by hazuki at 14:26| Comment(0) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする