2021年12月13日

韓国政府 TPPへの加入申請方針 副首相が関連手続き開始と表明

韓国政府 TPPへの加入申請方針 副首相が関連手続き開始と表明

韓国政府 TPPへの加入申請方針 副首相が関連手続き開始と表明
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211213/k10013386091000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_014


2021年12月13日のNHKニュースより転載

韓国政府は13日、日本を含む11か国が参加するTPP=環太平洋パートナーシップ協定の加入の申請を目指す方針を表明しました。今後、国内での本格的な議論を経て、関連の手続きを開始するとしています。

これは韓国のホン・ナムギ(洪楠基)副首相兼企画財政相が13日、午前に開かれた政府の会議で明らかにしました。

ホン副首相は、政府としてこれまでTPPに関連した国内制度の整備などを進めてきたと説明したうえで「中国や台湾の加入申請など、アジア太平洋地域の経済秩序の変化が活発な中で、TPP加入に関して政府の部署間だけの協議にとどまるのは難しい状況になった」と述べました。

そのうえで「TPP加入への本格的な推進に向けて、社会的な議論をもとに関連の手続きを開始する」と述べて、今後、国内での議論を経て関連手続きを開始するとしています。

韓国政府は以前からTPPへの参加を検討していて、去年12月にはムン・ジェイン(文在寅)大統領が「引き続き検討していく」と直接言及して、加入申請に意欲を示していましたが、韓国メディアは、加入申請が行われれば、農家などから強い反発が予想されると伝えています。


韓国のホン・ナムギ(洪楠基)副首相兼企画財政相・TPP.PNG



韓国政府は13日、日本を含む11か国が参加するTPPの加入の申請を目指す方針を表明した。
今後、国内での本格的な議論を経て、関連の手続きを開始するとしている。
これは韓国のホン・ナムギ(洪楠基)副首相兼企画財政相が13日、午前に開かれた政府の会議で明らかにした。

韓国はTPPに参加する必要はない。
韓国はRCEPに参加しているではないか。
FTAAPで中国も米国も参加するだろう。
TPPは始まりに過ぎない。
TPP+RCEP=FTAAPなので、WTO新ラウンドに吸収される。
SDGsを推進する。

英政府は1月30日、日本やオーストラリアなど11カ国によるTPPへの参加を正式表明した。
バイデン政権になった米国の動きも気になります。
中国、台湾、韓国がTPPに参加したがっている。
タイも関心を示しているという。
TPPは拡大する。

1%の富裕層と99%の国民との闘い。

自由貿易は、最終目標が規制の全撤廃です。
規制とは実は一般市民を守ることも含まれている訳です。
規制とは、国、企業、国民を守る…、公共の福祉、利益を守ることですが、これが多国籍企業群の支配構造に変えられ国内法も勝手に書き換られる。
恐ろしいことです。
米国の離脱を踏まえて、凍結項目を絞り込んだが、米国が将来、TPPに復帰した時に、元の合意内容に戻すというものです。
FTA/EPAというのは、WTOの補完である。
TPPは始まりに過ぎない。
2030年WTO再構築に向けた通商戦略工程表によると、TPP+RCEP=2020年 FTAAPへ。
FTAAPに吸収されたTPPとRCEP, 日欧EPA, TTIP, プルリ交渉(ITA 環境物品 TiSA etc)は、2020年:WTO新ラウンド立ち上げ、2030年:WTOに昇華する。
新世界秩序、人口削減を推進する世界統一政府、NWO(New World Order)樹立へ向けて動いている。

詳しくは、SDGsの記事を参考にして下さい。↓

SDGs(持続可能な開発目標)とWTOへ集約する自由貿易、地域貿易協定(RTA) スパゲティ・ボールは複雑な状態となりSDGsの推進を阻害する 2030アジェンダ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/457517693.html

種子法廃止も水道民営化を意図する水道法改正案もTPP協定の第15章の政府調達に沿って、国内法を変えて来た。
農業機械化促進法廃止と農業競争力強化支援法も政府調達に沿って、国内法を変えた。
農業機械化促進法廃止についてはこちら↓

[農業機械化促進法廃止法] 平成30年4月1日施行 3月28日、衆議院通過 4月14日、参議院で可決・成立
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/453001417.html

農業競争力強化支援法についてはこちら↓

農業競争力支援法 8月1日施行 第193回国会で成立(5月12日) 5月19日に公布
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/453360580.html

農業競争力強化支援法の本質は、第8条4項です。
永年、積み重ねて来た各都道府県研究機関の種子に関するノウハウを民間に渡せという内容。
種子法廃止と農業競争力強化支援法は、モンサントに有利である。
種子法廃止と農業競争力強化支援法は、農家に高い種を買わせるビジネスの為、竹中平蔵ら規制改革会議が日本解体で金儲けを企む一つ。
税金で蓄えた知見を民間に只で流すのは国民の財産を捨てること。

太平洋のTPPと大西洋のTTIPのメガFTAのバックアップとして、TiSA(新サービス貿易協定)が用意されている。
#StopTPP


多角的自由貿易投資体制の再構築を求める
−TPPの先を見据えて−
(概要)


経団連工程表・WTO.PNG



参考

中国・習主席 TPP加入に向け“市場開放”アピール
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/484319358.html

TPP イギリス加入に向けた交渉行う作業部会 9月28日に初会合
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/483603898.html

台湾 TPP加入申請 “長期的な経済発展の戦略” 中国けん制も
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/483557195.html

中国、TPP加盟を正式申請 アジア貿易主導権狙う
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/483476067.html

[TPP委員会] 9月1日、月内にも英国TPP加入で初会合 参加11カ国、ルール水準維持
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/483239211.html

イギリスがTPP参加交渉を開始
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/482176431.html

[TPP委員会] 6月2日、イギリスのTPP加入手続き開始決定 参加11か国の閣僚級会合
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481818753.html

中国がTPPに加入する可能性、李首相が全人代冒頭で示す
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480395983.html

「ブルネイのTPP早期締結に期待」西村経済再生相
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480290957.html

英、TPP参加を正式表明 初の新規加入で拡大機運
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/479967230.html

日本とメキシコ、TPP拡大へ協力 外相会談で確認
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/479398893.html

菅首相 中国のTPP参加「今の体制では難しいと思う」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/479363081.html

TPP参加への意欲示すイギリスを支援へ 西村経済再生相
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478077642.html

茂木外相 タイのTPP参加を最大限支援 副首相と会談
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/473654180.html

経済再生担当相とタイ副首相 TPP参加へ緊密連携で一致
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/473622230.html

[TPP11] TPP拡大し自由貿易推進を 保護主義対抗、11カ国閣僚声明
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/463736476.html

[TPP11] TPP発効、5億人経済圏誕生 貿易拡大へ関税95%超撤廃
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/463449016.html




関連

TiSA(新サービス貿易協定)、WTO非公式閣僚会合で早期再開・妥結を目指す
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/453302898.html

TPPは死んでない! TiSA(新サービス貿易協定)が50カ国・地域の参加で進行中!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447006147.html

大規模な圧力でウルグアイは新サービス貿易協定(TiSA交渉)を離脱
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/442664873.html

韓国政府 新サービス貿易協定(TiSA)について年内の交渉妥結へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/442640507.html

不可逆なグローバル化を押し付けるサービス貿易協定TiSA
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/426486482.html

TPPよりあからさまなTiSAというサービスの自由貿易協定〜公僕がいなくなる日〜
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/425801969.html

TiSA(新サービス貿易協定) 〜国際金融資本が公共サービスを乗取るための協定〜
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/424681150.html

国家破壊の協定「TiSA」を報じないマスコミ (アジア太平洋資料センター事務局長 内田聖子氏)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/424508334.html

WikiLeaks: 新サービス貿易協定(TiSA)関連17件の極秘資料を暴露
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/424280371.html

TPPと同時進行で秘密裏に進められている新サービス貿易協定(TiSA)交渉
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/408634718.html




追記

こちらも、ご覧下さい。


国連専門家グループ、TPP, TTIP, TiSAの貿易協定とその秘密交渉に懸念表明
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/424279131.html
ラベル:TPP CPTPP
posted by hazuki at 22:33| Comment(0) | TPP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[G7外相会合] 安全保障など議論し閉幕

[G7外相会合] 安全保障など議論し閉幕

G7外相会合 安全保障など議論し閉幕
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211213/k10013385781000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_015


2021年12月13日のNHKニュースより転載

イギリスで開かれていたG7=主要7か国による外相会合は12日、閉幕しました。
林外務大臣は国際社会が直面する課題の議論を通じて各国との信頼関係が深まったと成果を強調し、日本の存在感を高めるため、積極的に対面外交を展開したい考えです。

林外相 成果強調し対面外交 展開したい考え

イギリス中部のリバプールで開かれていたG7外相会合は、安全保障や新型コロナ対応など国際的な課題をめぐる議論を踏まえた成果文書をまとめ、12日、閉幕しました。

林外務大臣は就任後初の外国訪問として現地を訪れて会合に出席し、覇権主義的な行動を続ける中国に責任ある行動を強く求めていく考えを表明するなどG7各国の緊密な連携を呼びかけました。

また、アメリカのブリンケン国務長官ら各国の外相と個別に会談を重ねたほか、韓国のチョン・ウィヨン外相とは外相として初めて短時間、立ち話を行い、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題や慰安婦問題などについて日本の一貫した立場を説明し、韓国側に適切な対応を強く求めました。

林大臣は12日夜、記者団に対し「国際社会が直面するさまざまな課題について率直に議論を行い、各国の外相らと個人的な信頼関係を深めることができたのではないかと手応えを感じている」と成果を強調し、日本の存在感を高めるため、積極的に対面外交を展開したい考えです。

そして、岸田総理大臣による早期のアメリカ訪問の実現や、日米の外務・防衛の閣僚協議、いわゆる「2プラス2」の開催に向けた調整などを加速させる方針です。

英外相 議長声明「中国の威圧的な経済政策に懸念表明」

議長国イギリスのトラス外相は議論の成果をまとめた議長声明を発表しました。

この中で、中国をめぐり、香港や新疆ウイグル自治区、東シナ海や南シナ海の状況のほか、台湾海峡の平和と安定の重要性などについて議論したとしています。

そのうえで「中国の威圧的な経済政策に対して懸念を表明する」として、貿易や途上国への多額の融資を通じて影響力を増大させ圧力を強める中国の動きをけん制しました。

また、今回、ASEAN=東南アジア諸国連合の各国の外相らを招き初めて開かれた拡大会合では「自由で開かれたインド太平洋」を維持する重要性を議論し、G7としての地域への強い関与と協力を再確認したとしています。

このほか声明では北朝鮮に対して、挑発的な行動を控え、すべての大量破壊兵器や弾道ミサイルの完全かつ検証可能で不可逆的な廃棄の実現に向けて外交プロセスに関与するとともに、拉致問題について即時に解決するよう求めています。

ロシアに警告「軍事的な攻撃は甚大な結果と深刻な代償伴う」

G7=主要7か国の外相は、議長声明とは別に、ロシアが国境周辺に大規模な軍の部隊を展開して軍事的な緊張が高まっているウクライナをめぐる情勢について共同声明を発表しました。

声明ではロシアによる軍事的な圧力を一致して非難するとしたうえで「ロシアに対して緊張を緩和するよう求める」としています。

そして、「ウクライナへの軍事的な攻撃は甚大な結果と深刻な代償を伴う」とロシアに強く警告しています。


G7外相会合・イギリス.PNG



イギリスで開かれていたG7による外相会合は12日、閉幕した。
林外務大臣は国際社会が直面する課題の議論を通じて各国との信頼関係が深まったと成果を強調し、日本の存在感を高めるため、積極的に対面外交を展開したい考え。

G7外務・開発大臣会合
https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/pc/page3_003179.html

「 12月11日から12日にかけて、リバプールにおいて本年2回目のG7外務・開発大臣会合が開催されたところ、概要以下のとおり。会合には、林外務大臣を含むG7各国の外相及びEU外務・安全保障上級代表が出席し、開発関連セッションには、一部のG7メンバーの開発担当大臣が参加した。また、一部のセッションには、アウトリーチとして豪州、韓国及びASEAN各国の外相等が参加した。 会合終了後、以下の文書が発出された。

(1)ロシア及びウクライナに関するG7外相声明(仮訳 https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/pc/page3_003178.html /英文 https://www.mofa.go.jp/fp/pc/page3e_001159.html
(2)会合全体に関する議長声明(英文(PDF) )
(3)ASEANとの協力に関する議長声明(英文(PDF) )
(省略)」




参考リンク

G7外務・開発大臣会合
https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/pc/page3_003179.html
ラベル:林芳正
posted by hazuki at 21:39| Comment(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[日仏外相会談] “安全保障などで協力深化を”

[日仏外相会談] “安全保障などで協力深化を”

日仏外相会談 “安全保障などで協力深化を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211212/k10013385221000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_007


2021年12月12日のNHKニュースより転載

林外務大臣は、訪問先のイギリスでフランスのルドリアン外相と会談し、安全保障面などでの協力を深化させるとともに、覇権主義的な行動を強める中国を念頭に、基本的な価値を共有するインド太平洋地域の国々との連携を強化していくことを確認しました。

G7=主要7か国の外相会合に出席するため、イギリス中部のリバプールを訪れている林外務大臣は、フランスのルドリアン外相と日本時間の12日未明、およそ25分間会談しました。

この中で、ルドリアン外相が、日本は長年の友人であり、安全保障などを含む幅広い分野で協力を深化させたいと述べたのに対し、林外務大臣は、日本にとって特別なパートナーであり、来年前半のEUの議長国でもあるフランスとの協力を強めたいと応じました。

そのうえで、両外相は、覇権主義的な行動を強める中国を念頭に、民主主義や法の支配といった基本的価値を共有するインド太平洋地域の国々との連携を強化していくことを確認しました。

また、このあと林大臣は、オーストラリアのペイン外相とも会談し、地域の戦略的課題を共有して安全保障の協力を一層強化するとともに、両国にアメリカとインドを加えたクアッドと呼ばれる4か国での連携などを維持していく重要性を確認しました。


フランスのルドリアン外相と林芳正・G7.PNG
フランスのルドリアン外務大臣と林芳正外務大臣



林外務大臣は、訪問先のイギリスでフランスのルドリアン外相と会談し、安全保障面などでの協力を深化させるとともに、覇権主義的な行動を強める中国を念頭に、基本的な価値を共有するインド太平洋地域の国々との連携を強化していくことを確認した。

日仏外相会談
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/we/fr/page6_000644.html

「 現地時間12月11日午後4時50分(日本時間12日午前1時50分)から約25分間、第2回G7外務・開発大臣会合に出席するため英国を訪問中の林芳正外務大臣は、ジャン=イヴ・ル・ドリアン・フランス共和国欧州・外務大臣(H.E. Mr. Jean-Yves Le Drian, Minister for Europe and Foreign Affairs of the French Republic)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

冒頭、ル・ドリアン大臣から、林大臣の就任をお祝いする、自分は長年の日本の友人であり、新型コロナ前には毎年訪問していた、日本と安全保障・防衛協力を含む幅広い分野で協力を深化させたい旨発言がありました。林大臣から、日本にとって「特別なパートナー」であり来年前半のEU議長国を務めるフランスと連携し、日仏間及び日EU間の協力を強化したい旨述べました。
林大臣から、先般の東京栄養サミットにおけるフランスの協力に謝意を表し、両大臣は、パリへ引き継いだ次回栄養サミット及びオリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向けて協力していくことに一致しました。
(省略)」

次回の栄養サミットはパリで開催されるようです。




参考リンク

日仏外相会談
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/we/fr/page6_000644.html
ラベル:林芳正
posted by hazuki at 00:06| Comment(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする