2021年06月09日

[国民投票法改正案] 6月9日、参院憲法審査会で国民投票法改正案を可決 共産党は反対

[国民投票法改正案] 6月9日、参院憲法審査会で国民投票法改正案を可決 共産党は反対

国民投票法改正案 参院憲法審査会が賛成多数で可決 近く成立へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210609/k10013076151000.html


2021年6月9日のNHKニュースより転載

憲法改正の国民投票で、商業施設に投票所を設けることなどを柱とした国民投票法改正案は、参議院憲法審査会で採決が行われ、自民・公明両党と立憲民主党などの賛成多数で可決されました。改正案は近く、参議院本会議で可決・成立する見通しです。

国民投票法の改正案は、公職選挙法に合わせて国民投票も事前に決められた投票所以外でも投票可能な「共通投票所」を、駅の構内やショッピングセンターなどに設置できるようにすることなどが盛り込まれています。

また、衆議院での審議で、立憲民主党の提案に沿って、投票の広告規制などについて「施行後3年をめどに法制上の措置を講じる」と付則に盛り込む修正が行われました。

9日の参議院憲法審査会では、改正案の質疑に続いて採決が行われ、自民・公明両党と立憲民主党、日本維新の会、国民民主党などの賛成多数で可決されました。

共産党は憲法改正につながる法改正は認められないなどとして、反対しました。

改正案は、近く開かれる参議院本会議で可決される運びで、提出からおよそ3年で成立する見通しとなりました。


(転載、ここまで)


参議院インターネット審議中継
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

2021年6月9日
憲法審査会
約2時間51分

案件

政府参考人の出席要求に関する件
日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案(第196回国会衆第42号)

発言者一覧

林芳正(憲法審査会会長)
石井正弘(自由民主党・国民の声)
小西洋之(立憲民主・社民)
平木大作(公明党)
松沢成文(日本維新の会)
舟山康江(国民民主党・新緑風会)
山添拓(日本共産党)
渡辺喜美(みんなの党)
林芳正(憲法審査会会長)
松沢成文(日本維新の会)
山添拓(日本共産党)
打越さく良(立憲民主・社民)
東徹(日本維新の会)
矢田わか子(国民民主党・新緑風会)


松沢成文・国民投票法改正案・修正案・趣旨説明.PNG
国民投票法改正案の修正案の趣旨説明を行う日本維新の会の松沢成文氏

山添拓(日本共産党)・国民投票法改正案・反対討論.PNG
国民投票法改正案に反対、修正案に反対の討論を行う共産党の山添拓氏

打越さく良・国民投票法改正案・賛成・修正案・反対.PNG
国民投票法改正案に賛成、修正案に反対の討論を行う立憲民主党の打越さく良氏

東徹・国民投票法改正案・賛成・修正案・賛成.PNG
国民投票法改正案に賛成、修正案に賛成の討論を行う日本維新の会の東徹氏

矢田わか子・国民投票法改正案・賛成・修正案・反対.PNG
国民投票法改正案に賛成、修正案に反対の討論を行う国民民主党の矢田わか子氏



6月9日、参院憲法審査会。
日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案を議題とした。

自民党の石井正弘氏、立憲民主党の小西洋之氏、公明党の平木大作氏、日本維新の会の松沢成文氏、国民民主党の舟山康江氏、共産党の山添拓氏、みんなの党の渡辺喜美氏が、提出者に対して、それぞれ質疑を行った。

質疑を終局した。

日本維新の会の松沢成文氏が国民投票法改正案の修正案を提出した。
松沢成文氏が修正案の趣旨説明を行った。

討論を行った。

共産党の山添拓氏が国民投票法改正案に反対、修正案に反対の討論を行った。

立憲民主党の打越さく良氏が国民投票法改正案に賛成、修正案に反対の討論を行った。

日本維新の会の東徹氏が国民投票法改正案に賛成、修正案に賛成の討論を行った。

国民民主党の矢田わか子氏が国民投票法改正案に賛成、修正案に反対の討論を行った。

討論を終局した。

採決を行った。

先ず、日本維新の会提出の修正案の採決を行ったところ、賛成少数で否決した。

次に、国民投票法改正案の採決を行ったところ、賛成多数で可決した。

6月11日の本会議で成立の見通し。
憲法改正に反対なのは共産党だけ。
国民投票法改正案の成立で改憲の発議になる。

[衆院憲法審査会] 11月7日、2年ぶりの自由討議 欧州4カ国視察報告 緊急事態条項についても議論
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/471394874.html

2019年11月7日の衆院憲法審査会では欧州視察の報告があった。
ドイツではナチスが国民投票法を利用して、政権を掌握したことを受けて、国民投票法は実施しない。
ドイツのように国民投票法に慎重になるべき。

議案名「日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案」の審議経過情報
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1DD1052.htm

逢沢一郎君外五名提出の法案が自民党提出の国民投票法改正案である。

日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g19605042.htm

法律案です。

日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案要綱
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/youkou/g19605042.htm

法律案の要綱です。

日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/syuuseian/13_577E.htm

衆議院で可決した立憲民主党提出の修正案です。

改憲の手続きを定める国民投票法改正案が可決 参院憲法審査会
https://www.tokyo-np.co.jp/article/109555

2021年6月9日の東京新聞の報道です。
参考までに。




追記

[国民投票法改正案] 7月5日、 衆院憲法審査会で「日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案」の趣旨説明 継続審議扱いの見通し
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/460383884.html

衆院憲法審査会に於ける国民投票法改正案の趣旨説明は2018年7月5日に聴取している。




参考

[国民投票法改正案] 6月2日、参院憲法審査会で国民投票法改正案の参考人質疑 6月9日にも採決
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481816896.html

[国民投票法改正案] 5月26日、参院憲法審査会で国民投票法改正案が実質審議入り 6月9日にも採決
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481806006.html

[国民投票法改正案] 5月19日、国民投票法改正案が参院憲法審査会で審議入り 6月9日にも採決
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481805271.html

[国民投票法改正案] 5月19日に参院憲法審査会で国民投票法改正案が審議入り
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481545001.html

[国民投票法改正案] 5月11日、国民投票法が衆院通過 修正議決 CM規制「3年めど措置」 共産党は反対
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481450508.html

[国民投票法改正案] 5月6日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案が可決 修正議決 日本維新の会は修正案に反対 共産党は原案及び修正案に反対
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481367297.html

[国民投票法改正案] 5月6日10時〜衆院憲法審査会で国民投票法改正案の審議⇒同日、採決の恐れ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481350345.html

[国民投票法改正案] 4月30日、国民投票法修正、結論出ず 自公協議、5月6日採決は流動的
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481286286.html

[国民投票法改正案] 4月22日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案の審議⇒採決を自民は5月6日提案も 立民“時期尚早”
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481147310.html

[国民投票法改正案] 4月15日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案が審議入り⇒ 自民 4月22日採決提案も立民応じず 協議継続
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481049179.html

[国民投票法改正案] 4月8日、衆院憲法審査会 4月15日審議再開で与野党合意
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480923229.html

[国民投票法改正案] 4月2日、自民 公明 維新など4月8日の衆院憲法審査会で国民投票法改正案審議再開へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480852581.html

[国民投票法改正案] 3月31日、立民と共産に日程協議要請へ 衆院憲法審査会
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480771482.html

[国民投票法改正案] 11月26日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案が実質審議入り⇒12月3日、国民投票法改正案の審議⇒12月4日、継続審議
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478911399.html

[国民投票法改正案] 11月24日、自民党が野党側に国民投票法改正案の11月26日の採決を提案
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478659545.html

[国民投票法改正案] 玉木氏、国民投票法改正案に賛成 CM規制議論確約が条件
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478478286.html

[国民投票法改正案] 11月11日、自民・立民 国民投票法改正めぐり衆院憲法審査会開催で一致
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478428682.html




関連

野党4党、憲法審議に応じず 「採決ありきは駄目だ」と抗議
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/475197939.html
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[銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案] 6月8日、 改正銃刀法が成立 “ボーガン所持を許可制に”

[銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案] 6月8日、 改正銃刀法が成立 “ボーガン所持を許可制に”

衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=52374&media_type=

2021年6月2日 (水)
内閣委員会 (4時間12分)

案件:
内閣の重要政策に関する件
公務員の制度及び給与並びに行政機構に関する件
栄典及び公式制度に関する件
男女共同参画社会の形成の促進に関する件
国民生活の安定及び向上に関する件
警察に関する件
銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案(204国会閣37)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 木原誠二(内閣委員長)  13時 00分  01分
 玄葉光一郎(立憲民主党・無所属)  13時 00分  33分
 今井雅人(立憲民主党・無所属)  13時 33分  32分
 柚木道義(立憲民主党・無所属)  14時 05分  36分
 足立康史(日本維新の会・無所属の会)  14時 41分  22分
 高井崇志(国民民主党・無所属クラブ)  15時 03分  21分
 森山浩行(立憲民主党・無所属)  15時 24分  35分
 小寺裕雄(自由民主党・無所属の会)  15時 59分  25分
 濱村進(公明党)  16時 24分  17分
 塩川鉄也(日本共産党)  16時 41分  26分
 小此木八郎(国家公安委員会委員長 国土強靭化担当 領土問題担当 内閣府特命担当大臣(防災 海洋政策))  17時 07分  03分

答弁者等
大臣等(建制順):
 加藤勝信(内閣官房長官 沖縄基地負担軽減担当 拉致問題担当)
 河野太郎(行政改革担当 国家公務員制度担当 内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策 規制改革))
 西村康稔(経済再生担当 全世代型社会保障改革担当 内閣府特命担当大臣(経済財政政策))
 平井卓也(デジタル改革担当 情報通信技術(IT)政策担当 内閣府特命担当大臣(マイナンバー制度))
 國場幸之助(外務大臣政務官)
参考人等(発言順):
 尾身茂(参考人 独立行政法人地域医療機能推進機構理事長)


小此木八郎・銃刀法改正案・趣旨説明・衆院内閣委員会.PNG


衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=52379&media_type=

2021年6月4日 (金)
内閣委員会 (3時間07分)

案件:
銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案(204国会閣37)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 木原誠二(内閣委員長)  13時 00分  01分
 金子俊平(自由民主党・無所属の会)  13時 00分  24分
 古屋範子(公明党)  13時 24分  16分
 吉田統彦(立憲民主党・無所属)  13時 40分  31分
 森田俊和(立憲民主党・無所属)  14時 11分  30分
 後藤祐一(立憲民主党・無所属)  14時 41分  30分
 塩川鉄也(日本共産党)  15時 11分  21分
 足立康史(日本維新の会・無所属の会)  15時 32分  16分
 岸本周平(国民民主党・無所属クラブ)  15時 48分  14分
 森田俊和(立憲民主党・無所属)  16時 02分  02分

答弁者等
大臣等(建制順):
 小此木八郎(国家公安委員会委員長 国土強靭化担当 領土問題担当 内閣府特命担当大臣(防災 海洋政策))
 田所嘉徳(法務副大臣)
 船橋利実(財務大臣政務官)
 池田道孝(農林水産大臣政務官)



“ボーガン所持を許可制に” 改正銃刀法が衆院で可決・成立
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210608/k10013073961000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_010


2021年6月8日のNHKニュースより転載

洋式の弓・ボーガンを使った殺傷事件が相次いでいることを受けて、ボーガンの所持を猟銃などと同じように許可制にすることなどを定めた改正銃刀法が、8日の衆議院本会議で可決・成立しました。

去年6月に兵庫県宝塚市で3人が殺害されるなど、ボーガンが凶器などとして使われる事件が相次いでいて、2010年から去年までに37件にのぼっています。

8日、衆議院本会議で可決・成立した改正銃刀法では、威力の強いボーガンについては原則として所持を禁止し、競技などで使用する場合も猟銃などと同じように都道府県の公安委員会の許可が必要になります。

すでに所持している人も許可の手続きが必要で、違反すると3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科せられます。

また、ボーガンをインターネットで購入するケースが多いことから、販売業者についても購入者に対して許可証の確認を義務づけることにしています。

改正銃刀法は、来年3月までに施行される見通しです。



衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=52434&media_type=

2021年6月8日 (火)
本会議 (20分)

案件:
ミャンマーにおける軍事クーデターを非難し、民主的な政治体制の早期回復を求める決議案(204国会決3)
公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律の一部を改正する法律案(204国会衆30)
外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件(204国会承認3)
銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案(204国会閣37)
中小事業主が行う事業に従事する者等の労働災害等に係る共済事業に関する法律案(204国会衆33)
医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律案(204国会衆34)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 大島理森(衆議院議長)  13時 02分  01分
 逢沢一郎(自由民主党・無所属の会)  13時 03分  04分
 茂木敏充(外務大臣)  13時 07分  02分
 高鳥修一(農林水産委員長)  13時 09分  02分
 富田茂之(経済産業委員長)  13時 11分  02分
 木原誠二(内閣委員長)  13時 13分  03分
 とかしきなおみ(厚生労働委員長)  13時 16分  03分


木原誠二(内閣委員長)・銃刀法改正案.PNG



6月2日 、衆院内閣委員会。
銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案を議題とした。
小此木八郎国家公安委員会委員長より趣旨説明を聴取した。


6月4日、衆院内閣委員会。
銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案を議題とした。

自民党の金子俊平氏、公明党の古屋範子氏、立憲民主党の吉田統彦氏、立憲民主党の森田俊和氏、立憲民主党の後藤祐一氏、共産党の塩川鉄也氏、日本維新の会の足立康史氏、国民民主党の岸本周平氏が、小此木八郎国家公安委員会委員長、田所嘉徳(法務副大臣)、船橋利実(財務大臣政務官)、池田道孝(農林水産大臣政務官)及び政府参考人に対して、それぞれ質疑を行った。

質疑を終局した。

採決を行ったところ、全会一致で可決した。

立憲民主党の森田俊和氏が附帯決議の趣旨説明を行った。
附帯決議について採決を行ったところ、全会一致で可決した。
法案には附帯決議が付された。


6月8日、衆院本会議。
銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案(銃刀法改正案)を議題とした。
木原誠二(内閣委員長)の報告は全会一致で可決。
採決を行ったところ、全会一致で可決した。

改正銃刀法が成立した。

ボーガンの所持を猟銃などと同じように許可制にする。




参考

[銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案] 4月16日、銃刀法改正案が参院通過 全会一致で可決 ボーガン所持規制へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481069809.html

[銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案] 2月24日、銃刀法改正案を閣議決定 ボーガン所持規制へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480244637.html
ラベル:銃刀法改正案
posted by hazuki at 01:08| Comment(0) | 法律・法案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする