2021年06月02日

[国民投票法改正案] 5月26日、参院憲法審査会で国民投票法改正案が実質審議入り 6月9日にも採決

[国民投票法改正案] 5月26日、参院憲法審査会で国民投票法改正案が実質審議入り 6月9日にも採決

参議院インターネット審議中継
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

2021年5月26日
憲法審査会
約2時間26分

会議の経過
  憲法審査会(第三回)
   参考人の出席を求めることを決定した。
   政府参考人の出席を求めることを決定した。
   日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案(第
   百九十六回国会衆第四二号)(衆議院提出)について発議者衆議
   院議員逢沢一郎君、同船田元君、同中谷元君、同北側一雄君、同
   馬場伸幸君、同井上一徳君、修正案提出者衆議院議員山花郁夫君、
   同奥野総一郎君及び政府参考人に対し質疑を行った。

発言者一覧

林芳正(憲法審査会会長)
磯崎仁彦(自由民主党・国民の声)
那谷屋正義(立憲民主・社民)
西田実仁(公明党)
松沢成文(日本維新の会)
矢田わか子(国民民主党・新緑風会)
山添拓(日本共産党)
渡辺喜美(みんなの党)


林芳正(憲法審査会会長)・国民投票法改正案・5月26日.PNG
林芳正(憲法審査会会長)



5月26日、参院憲法審査会。
日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案(国民投票法改正案)を議題とした。

自民党の磯崎仁彦氏、立憲民主党の那谷屋正義氏、公明党の西田実仁氏、日本維新の会の松沢成文氏、国民民主党の矢田わか子氏、共産党の山添拓氏、みんなの党の渡辺喜美氏が、発議者衆議院議員逢沢一郎氏、同船田元氏、同中谷元氏、同北側一雄氏、同馬場伸幸氏、同井上一徳氏、修正案提出者衆議院議員山花郁夫氏、同奥野総一郎氏及び政府参考人に対して、それぞれ質疑を行った。

憲法改正に反対なのは共産党だけ。
国民投票法改正案の成立で改憲の発議になる。

[衆院憲法審査会] 11月7日、2年ぶりの自由討議 欧州4カ国視察報告 緊急事態条項についても議論
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/471394874.html

2019年11月7日の衆院憲法審査会では欧州視察の報告があった。
ドイツではナチスが国民投票法を利用して、政権を掌握したことを受けて、国民投票法は実施しない。
ドイツのように国民投票法に慎重になるべき。

議案名「日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案」の審議経過情報
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1DD1052.htm

逢沢一郎君外五名提出の法案が自民党提出の国民投票法改正案である。

日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g19605042.htm

法律案です。

日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案要綱
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/youkou/g19605042.htm

法律案の要綱です。




追記

[国民投票法改正案] 7月5日、 衆院憲法審査会で「日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案」の趣旨説明 継続審議扱いの見通し
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/460383884.html

衆院憲法審査会に於ける国民投票法改正案の趣旨説明は2018年7月5日に聴取している。




参考

[国民投票法改正案] 5月19日、国民投票法改正案が参院憲法審査会で審議入り 6月9日にも採決
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481805271.html

[国民投票法改正案] 5月19日に参院憲法審査会で国民投票法改正案が審議入り
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481545001.html

[国民投票法改正案] 5月11日、国民投票法が衆院通過 修正議決 CM規制「3年めど措置」 共産党は反対
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481450508.html

[国民投票法改正案] 5月6日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案が可決 修正議決 日本維新の会は修正案に反対 共産党は原案及び修正案に反対
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481367297.html

[国民投票法改正案] 5月6日10時〜衆院憲法審査会で国民投票法改正案の審議⇒同日、採決の恐れ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481350345.html

[国民投票法改正案] 4月30日、国民投票法修正、結論出ず 自公協議、5月6日採決は流動的
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481286286.html

[国民投票法改正案] 4月22日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案の審議⇒採決を自民は5月6日提案も 立民“時期尚早”
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481147310.html

[国民投票法改正案] 4月15日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案が審議入り⇒ 自民 4月22日採決提案も立民応じず 協議継続
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481049179.html

[国民投票法改正案] 4月8日、衆院憲法審査会 4月15日審議再開で与野党合意
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480923229.html

[国民投票法改正案] 4月2日、自民 公明 維新など4月8日の衆院憲法審査会で国民投票法改正案審議再開へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480852581.html

[国民投票法改正案] 3月31日、立民と共産に日程協議要請へ 衆院憲法審査会
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480771482.html

[国民投票法改正案] 11月26日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案が実質審議入り⇒12月3日、国民投票法改正案の審議⇒12月4日、継続審議
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478911399.html

[国民投票法改正案] 11月24日、自民党が野党側に国民投票法改正案の11月26日の採決を提案
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478659545.html

[国民投票法改正案] 玉木氏、国民投票法改正案に賛成 CM規制議論確約が条件
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478478286.html

[国民投票法改正案] 11月11日、自民・立民 国民投票法改正めぐり衆院憲法審査会開催で一致
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478428682.html




関連

野党4党、憲法審議に応じず 「採決ありきは駄目だ」と抗議
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/475197939.html
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[国民投票法改正案] 5月19日、国民投票法改正案が参院憲法審査会で審議入り 6月9日にも採決

[国民投票法改正案] 5月19日、国民投票法改正案が参院憲法審査会で審議入り 6月9日にも採決

国民投票法が参院審議入り 6月9日にも憲法審採決
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021051901168&g=pol


2021年5月19日の時事通信より転載

 憲法改正国民投票の利便性を高める国民投票法改正案は19日、参院憲法審査会で趣旨説明を行い、審議入りした。与党は、早ければ6月9日の審査会での採決を目指す方針。自民、立憲民主両党は既に今国会中の成立で合意している。
 審査会に先立つ幹事会では、今月26日に改正案の質疑、6月2日に参考人質疑を行うことを決めた。



参議院インターネット審議中継
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

2021年5月19日
憲法審査会
約1時間35分

会議の経過
  憲法審査会(第二回)
   日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案(第
   百九十六回国会衆第四二号)(衆議院提出)について発議者衆議
   院議員逢沢一郎君から趣旨説明を、衆議院における修正部分につ
   いて修正案提出者衆議院議員奥野総一郎君から説明を聴いた。
   日本国憲法及び憲法改正国民投票法を巡る諸課題について意見の
   交換を行った。

発言者一覧

林芳正(憲法審査会会長)
逢沢一郎(衆議院議員)
奥野総一郎(衆議院議員)
石井準一(自由民主党・国民の声)
那谷屋正義(立憲民主・社民)
矢倉克夫(公明党)
松沢成文(日本維新の会)
浜野喜史(国民民主党・新緑風会)
山下芳生(日本共産党)
渡辺喜美(みんなの党)


逢沢一郎(衆議院議員)・国民投票法改正案・趣旨説明・参院憲法審査会.PNG
国民投票法改正案の趣旨説明を行う自民党の逢沢一郎氏(衆議院議員)

奥野総一郎(衆議院議員)・国民投票法改正案・修正部分説明.PNG
国民投票法改正案の衆議院に於ける修正部分の説明を行う立憲民主党の奥野総一郎氏(衆議院議員)



5月19日、参院憲法審査会。
日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案(国民投票法改正案)を議題とした。

発議者衆議院議員逢沢一郎氏より趣旨説明を聴取した。
衆議院に於ける修正部分について修正案提出者衆議院議員奥野総一郎氏より説明を聴取した。

自由討議

日本国憲法及び憲法改正国民投票法を巡る諸課題について意見の交換を行った。

憲法改正に反対なのは共産党だけ。
国民投票法改正案の成立で改憲の発議になる。

[衆院憲法審査会] 11月7日、2年ぶりの自由討議 欧州4カ国視察報告 緊急事態条項についても議論
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/471394874.html

2019年11月7日の衆院憲法審査会では欧州視察の報告があった。
ドイツではナチスが国民投票法を利用して、政権を掌握したことを受けて、国民投票法は実施しない。
ドイツのように国民投票法に慎重になるべき。

議案名「日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案」の審議経過情報
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1DD1052.htm

逢沢一郎君外五名提出の法案が自民党提出の国民投票法改正案である。

日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g19605042.htm

法律案です。

日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案要綱
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/youkou/g19605042.htm

法律案の要綱です。




追記

[国民投票法改正案] 7月5日、 衆院憲法審査会で「日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案」の趣旨説明 継続審議扱いの見通し
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/460383884.html

衆院憲法審査会に於ける国民投票法改正案の趣旨説明は2018年7月5日に聴取している。




参考

[国民投票法改正案] 5月19日に参院憲法審査会で国民投票法改正案が審議入り
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481545001.html

[国民投票法改正案] 5月11日、国民投票法が衆院通過 修正議決 CM規制「3年めど措置」 共産党は反対
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481450508.html

[国民投票法改正案] 5月6日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案が可決 修正議決 日本維新の会は修正案に反対 共産党は原案及び修正案に反対
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481367297.html

[国民投票法改正案] 5月6日10時〜衆院憲法審査会で国民投票法改正案の審議⇒同日、採決の恐れ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481350345.html

[国民投票法改正案] 4月30日、国民投票法修正、結論出ず 自公協議、5月6日採決は流動的
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481286286.html

[国民投票法改正案] 4月22日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案の審議⇒採決を自民は5月6日提案も 立民“時期尚早”
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481147310.html

[国民投票法改正案] 4月15日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案が審議入り⇒ 自民 4月22日採決提案も立民応じず 協議継続
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481049179.html

[国民投票法改正案] 4月8日、衆院憲法審査会 4月15日審議再開で与野党合意
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480923229.html

[国民投票法改正案] 4月2日、自民 公明 維新など4月8日の衆院憲法審査会で国民投票法改正案審議再開へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480852581.html

[国民投票法改正案] 3月31日、立民と共産に日程協議要請へ 衆院憲法審査会
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480771482.html

[国民投票法改正案] 11月26日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案が実質審議入り⇒12月3日、国民投票法改正案の審議⇒12月4日、継続審議
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478911399.html

[国民投票法改正案] 11月24日、自民党が野党側に国民投票法改正案の11月26日の採決を提案
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478659545.html

[国民投票法改正案] 玉木氏、国民投票法改正案に賛成 CM規制議論確約が条件
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478478286.html

[国民投票法改正案] 11月11日、自民・立民 国民投票法改正めぐり衆院憲法審査会開催で一致
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478428682.html




関連

野党4党、憲法審議に応じず 「採決ありきは駄目だ」と抗議
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/475197939.html
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[農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案] 5月28日、改正農水産業協同組合貯金保険法が成立 共産党は反対

[農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案] 5月28日、改正農水産業協同組合貯金保険法が成立 共産党は反対

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2021年5月25日
農林水産委員会
約5分

会議の経過
  農林水産委員会(第十三回)
   理事の補欠選任を行った。
   農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案(閣法第五
   八号)(衆議院送付)について野上農林水産大臣から趣旨説明を
   聴いた。

発言者一覧

上月良祐(農林水産委員長)
野上浩太郎(農林水産大臣)


野上浩太郎・農水産業協同組合貯金保険法改正案・趣旨説明・参院農林水産委員会.PNG


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2021年5月27日
農林水産委員会
約2時間47分

会議の経過
  農林水産委員会(第十四回)
   政府参考人の出席を求めることを決定した。
   参考人の出席を求めることを決定した。
   農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案(閣法第五
   八号)(衆議院送付)について野上農林水産大臣、宮内農林水産
   副大臣、熊野農林水産大臣政務官、政府参考人及び参考人農林中
   央金庫代表理事兼常務執行役員八木正展君に対し質疑を行い、討
   論の後、可決した。
   参考人の出席を求めることを決定した。

発言者一覧

上月良祐(農林水産委員長)
野村哲郎(自由民主党・国民の声)
森ゆうこ(立憲民主・社民)
河野義博(公明党)
石井苗子(日本維新の会)
舟山康江(国民民主党・新緑風会)
紙智子(日本共産党)
須藤元気(各派に属しない議員)
紙智子(日本共産党)


紙智子・農水産業協同組合貯金保険法改正案・反対討論.PNG


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2021年5月28日
本会議
約2時間

会議の経過
〇議事経過 今二十八日の本会議の議事経過は、次のとおりである。
 開会 午前十時一分
 航空法等の一部を改正する法律案(趣旨説明)
  右は、日程に追加し、赤羽国土交通大臣から趣旨説明があった後、
  大野泰正君、青木愛君、室井邦彦君、浜口誠君、武田良介君がそれ
  ぞれ質疑をした。
 日程第 一 所得に対する租税に関する二重課税の除去並びに脱税及
       び租税回避の防止のための日本国とセルビア共和国との
       間の条約の締結について承認を求めるの件(衆議院送付)
 日程第 二 所得に対する租税に関する二重課税の除去並びに脱税及
       び租税回避の防止のための日本国とジョージアとの間の
       条約の締結について承認を求めるの件(衆議院送付)
 日程第 三 投資の自由化、促進及び保護に関する日本国とジョージ
       アとの間の協定の締結について承認を求めるの件(衆議
       院送付)
 日程第 四 日本国における経済協力開発機構の特権及び免除に関す
       る日本国政府と経済協力開発機構との間の協定の規定の
       適用範囲に関する交換公文を改正する交換公文の締結に
       ついて承認を求めるの件(衆議院送付)
  右の四件は、外交防衛委員長から委員会審査の経過及び結果の報告
  があった後、日程第一及び第二は承認することに決し、日程第三は
  承認することに決し、日程第四は全会一致をもって承認することに
  決した。
 日程第 五 教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法
       律案(衆議院提出)
  右の議案は、文教科学委員長から委員会審査の経過及び結果の報告
  があった後、全会一致をもって可決された。
 日程第 六 農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案
       (内閣提出、衆議院送付)
  右の議案は、農林水産委員長から委員会審査の経過及び結果の報告
  があった後、可決された。
 日程第 七 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律の一部
       を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)
  右の議案は、内閣委員長から委員会審査の経過及び結果の報告が
  あった後、全会一致をもって可決された。
 散会 午前十一時五十四分

発言者一覧

山東昭子(参議院議長)
赤羽一嘉(国土交通大臣、水循環政策担当)
大野泰正(自由民主党・国民の声)
青木愛(立憲民主・社民)
室井邦彦(日本維新の会)
浜口誠(国民民主党・新緑風会)
武田良介(日本共産党)
長峯誠(外交防衛委員長)
太田房江(文教科学委員長)
上月良祐(農林水産委員長)
森屋宏(内閣委員長)


上月良祐(農林水産委員長)・農水産業協同組合貯金保険法改正案.PNG

農水産業協同組合貯金保険法改正案・成立.PNG



5月25日、参院農林水産委員会。
農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案を議題とした。
野上浩太郎農林水産大臣より趣旨説明を聴取した。


5月27日、参院農林水産委員会。
農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案を議題とした。

自民党の野村哲郎氏、立憲民主党の森ゆうこ氏、公明党の河野義博氏、日本維新の会の石井苗子氏、国民民主党の舟山康江氏、共産党の紙智子氏、無所属の須藤元気氏が、野上浩太郎農林水産大臣、宮内農林水産副大臣、熊野農林水産大臣政務官、政府参考人及び参考人農林中央金庫代表理事兼常務執行役員八木正展氏に対して、それぞれ質疑を行った。

質疑を終局した。

討論を行った。

共産党の紙智子氏が反対討論を行った。

共産党の紙智子氏

改正案は農林中金がG-SIB(ジーシブ※)に選定されることを想定し、貯金保険制度に秩序ある処理を追加するものです。
G-SIB(ジーシブ※)とはグローバルな金融システム上、重要な銀行、国際的な活動をする大規模銀行のことです。
国際社会は2008年のリーマンショックで大きくて潰せないと言われた金融機関に大規模な公的資金を投入した反省から、金融安定理事会を設置し、金融機関の実効的な破たん処理の枠組の主要な促成と言われる国際金融ルールを定めました。
目的には納税者負担の回避が各国の規制当局にはベイルインの実行、つまり、自主再建を求め、公的資金等で救済しないことを求めています。
反対する第一の理由は、改正案には自主再建ではなく、公的資金を投入する仕組みが導入されているからです。
法的ベイルインは採用されていません。
また、支援が欲しければ、農林中金にリストラを含む経営合理化計画の策定を求めるなど、共同金融に国が介入する仕組みがあるからです。
リーマンショックで農林中金は約6千億円の損失を出しました。
公的資金投入論もありましたが、全国の農協組合員が1兆9千億円もの支援・資本増強を行って農林中金を支えました。
協同組合の自主・自立を貫くことが大事だと思います。
反対する第二の理由は、政府の金融政策や農政が日本の農業、系統金融を窮地に追いやっているからです。
安倍政権が進めたアベノミクス、異次元の金融緩和でゼロ金利、マイナス金利で農林中金の収益は悪化しています。
農林中金が農協への奨励金、還元金を削減した為に人員削減や支店の削減が続いています。
これでは、農協が果たすべき農村地域の産業や生活のインフラを支えることは出来ません。
さらに、農産物価格が低下し、農家の投資意欲が低下し、農協からお金を借りられない実態が進み、農産物自由化政策が農家の経営を困難にしています。
農林中金は政府の政策や金融情勢に左右され易いだけに、農協組合員と、しっかりとした信頼関係を築き、その自主的な取り組みを尊重することが必要だと思います。

G-SIB(ジーシブ※)=Global-Systemically Important Bank(グローバルな金融システム上重要な銀行)
G-SIB候補となる76金融機関(農林中金を含む)のうち、現在30機関が選定

採決を行ったところ、賛成多数で可決した。


5月28日、参院本会議。
農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案(農水産業協同組合貯金保険法改正案)を議題とした。
上月良祐(農林水産委員長)の報告は可決。
採決を行ったところ、賛成多数で可決した。

改正農水産業協同組合貯金保険法が成立した。

「貯保法改正案」が成立=参院本会議
https://agripress.co.jp/archives/11846

2021年5月31日の日本農民新聞を参考にしてください。

農林中金に介入許す 田村貴昭氏 法案に反対
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-06-02/2021060205_01_0.html

2021年6月2日の赤旗の報道です。
「農林中央金庫(農林中金)を対象とする農水産業協同組合貯金保険法改正案が5月20日の衆院本会議で、賛成多数で可決されました。日本共産党は反対しました。田村貴昭議員は同19日の衆院農林水産委員会で、農林中金の自主性を脅かし、本来のあり方から遠ざかると批判しました。」




参考

[農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案] 5月20日、農水産業協同組合貯金保険法改正案が衆院通過 共産党は反対
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481624521.html

[農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案] 3月5日、農水産業協同組合貯金保険法改正案を閣議決定 農林中金が金融システムの安定に関する国際基準への対応を進められるよう措置
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480364057.html
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ファイザーのワクチン 12歳〜15歳も公的予防接種対象に 厚労省

ファイザーのワクチン 12歳〜15歳も公的予防接種対象に 厚労省

ファイザーのワクチン 12歳〜15歳も公的予防接種対象に 厚労省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210531/k10013060851000.html


2021年5月31日のNHKニュースより転載

アメリカの製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省は、16歳以上としている公的な予防接種の対象年齢を拡大し、12歳から15歳も対象にすることを決めました。

予防接種の対象年齢が拡大されるのは、ファイザーとドイツのビオンテックが共同で開発した新型コロナウイルスのワクチンです。

ファイザーから、アメリカで12歳から15歳を対象に行った治験で、有効性や安全性が確認されたとするデータが提出され、先週、厚生労働省が、接種が可能な年齢を当初の16歳以上から、12歳以上に拡大することを決めていました。

さらに、31日、法律上の公的な予防接種の対象にも12歳から15歳を加えることを専門家でつくる分科会に提案し、了承されました。

15歳以下が接種を受けるには保護者の同意が必要で、厚生労働省が近く自治体に周知する方針です。

また、中学校や高校で集団接種を行うかどうかも議論され、厚生労働省の担当者は「子どもたちが周りの生徒に同調して接種してしまうおそれがある」などとして慎重に検討する考えを示しました。


首相官邸ツイート・コロナワクチン.PNG



https://twitter.com/kantei_vaccine/status/1399359951814860800

厚労省の資料(PDF)
https://www.mhlw.go.jp/content/000786653.pdf




「これまで16歳以上としていたファイザー社の新型コロナワクチン接種の対象者を、6月1日からは12歳以上とするよう、厚生労働大臣指示が改正されました。https://www.mhlw.go.jp/content/000786653.pdf

子ども達に何かあったら責任を取って欲しいです。

コロナは風邪。
コロナは茶番。
コロナは詐欺。




追記

新型コロナウイルスによる肺炎の記事のリンクが多くなったので、リンクを省きます。
「新型肺炎」または「新型コロナウイルス」でラベル(タグ)を切っています。
「変異ウイルス」も追加しました。
posted by hazuki at 00:17| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする