G7各国 途上国インフラ整備へ新構想 中国「一帯一路」に対抗
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210613/k10013082291000.html
2021年6月13日のNHKニュースより転載
イギリスで開かれているG7サミット=主要7か国首脳会議で各国は、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に対抗する、途上国のインフラ整備を支援するための新たな構想を立ち上げることで合意しました。
G7サミットはイギリス南西部のコーンウォールで開かれていて、2日目、12日の討議では各国の首脳が世界経済や外交政策、それに新型コロナウイルス対策の3つの分野を中心に意見を交わしました。
アメリカのホワイトハウスの発表によりますと、G7の首脳は、発展途上国でのインフラ整備の需要に応えるための新たな構想を立ち上げることで合意したということです。
中国の習近平国家主席が掲げる巨大経済圏構想「一帯一路」に対抗するためのもので、民主主義という共通の価値観を持つG7各国が中心となり、インド太平洋地域からアフリカ、中南米を含む世界各地の途上国で、透明性が高く、持続可能で、地球環境に優しい形でのインフラ整備を支援していくとしています。
アメリカや各国の政府系機関などによる公的な資金とともに、民間の資金を集め、合わせて数千億ドル、日本円で数十兆円の規模のインフラ投資を進めていくということです。
この構想の立ち上げを主導してきたバイデン政権としては、民主主義という共通の価値観を持つ主要国とともに、途上国支援のための対抗軸を築くことで各国の信頼を引き寄せ、中国に対抗していこうというねらいがあると見られます。
また、G7の首脳はゲスト国の韓国やインドなどの首脳と、新型コロナウイルスの感染拡大を教訓に同じような被害を繰り返さないための対応を議論し、ワクチンの開発期間を100日未満に短縮することなどを盛り込んだ「カービスベイ宣言」の採択で合意しました。
(転載、ここまで)
イギリスで開かれているG7サミットで各国は、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に対抗する、途上国のインフラ整備を支援するための新たな構想を立ち上げることで合意した。
アメリカや各国の政府系機関などによる公的な資金とともに、民間の資金を集め、合わせて数千億ドル、日本円で数十兆円の規模のインフラ投資を進めていくということです。
2021 G7コーンウォール・サミット
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page4_005342.html
外務省のG7/G8のページに合意した内容が上がって来ると思います。
日英首脳会談だけでなく、日独首脳会談、日仏首脳会談も行われました。
日仏首脳会談(令和3年6月12日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/we/fr/page1_000984.html
日独首脳会談(令和3年6月12日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/c_see/de/page1_000983.html
日英首脳会談(令和3年6月11日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/we/gb/page1_000982.html
参考
G7英で開幕 菅首相 東京五輪・パラ大会開催に向け決意を表明
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481959032.html
関連
日英首脳、米にTPP復帰促す 英加盟なら供給網強化
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481959434.html
ラベル:菅義偉