2021年01月09日

[日ブラジル外相会談] 1月9日、茂木外相とアラウージョ外相との会談 米国含めた連携深化の方針で一致

[日ブラジル外相会談] 1月9日、茂木外相とアラウージョ外相との会談 米国含めた連携深化の方針で一致

茂木外相 ブラジル外相と会談 米国含めた連携深化の方針で一致
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210109/k10012805501000.html?utm_int=news_contents_news-main_001


2021年1月9日のNHKニュースより転載

茂木外務大臣は、訪問先のブラジルでアラウージョ外相と会談し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて、今月新政権が発足するアメリカを含めた3か国の連携を深めていく方針で一致しました。

中南米5か国を歴訪している茂木外務大臣は、日本時間の9日未明、最後の訪問国のブラジルで、アラウージョ外相とおよそ1時間半にわたって会談しました。

この中で、茂木大臣は、中南米でも影響力を強める中国を念頭に、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化するために連携していきたいと呼びかけ、アラウージョ外相も賛同する考えを示しました。

そのうえで、両外相は、両国がいずれもアメリカと重要な関係を有していることを踏まえ、今月発足するバイデン政権を含めて、3か国の連携を深めていく方針で一致しました。

また、茂木大臣がブラジルに進出する日系企業のビジネス環境の整備などに取り組むよう要請し、両外相は、両国の経済関係の強化に向けてさらに協力を進めていくことを確認しました。

会談のあとの共同記者発表で、茂木大臣は「日本とブラジルは、法の支配や民主主義といった基本的な価値を共有しており、2国間関係のさらなる強化に向けて率直な意見交換を行うことができた」と述べました。


茂木敏充とブラジルのアラウージョ外務大臣.PNG



茂木外務大臣は、訪問先のブラジルでアラウージョ外相と会談し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて、今月新政権が発足するアメリカを含めた3か国の連携を深めていく方針で一致した。
また、茂木大臣がブラジルに進出する日系企業のビジネス環境の整備などに取り組むよう要請し、両外相は、両国の経済関係の強化に向けてさらに協力を進めていくことを確認した。

茂木外務大臣のブラジル訪問
https://www.mofa.go.jp/mofaj/la_c/sa/br/page1_000921.html

2 アラウージョ外務大臣との会談

(1)冒頭、アラウージョ大臣から、茂木大臣のブラジル訪問に対する歓迎の意が示されるとともに、民主主義や自由等の価値を共有する日本とは、戦略的グローバルパートナーとして、長期的なビジョンの下、自由で開かれた国際秩序の構築に向け、一層連携していきたい旨述べました。これに対し、茂木大臣から、新型コロナ拡大の問題がある中、外務大臣就任後初めてのブラジル訪問が実現し対面でお会いでき喜ばしい、両国は大きな方向性を共有しており、今回の訪問も契機として、具体的な取組をさらに進めていきたい旨述べました。

(2)茂木大臣から、日本の農業開発や大型投資などがブラジルの産業発展に貢献してきた歴史について触れ、ボルソナーロ政権が取り組む年金や税制の改革が日系企業等のビジネス環境整備につながることへの期待を示すと共に、デジタル経済、環境、司法協力等の幅広い分野での協力を進めたい旨述べました。

(3)これに対し、アラウージョ大臣から、OECD加盟を目指すブラジルは規制改革を含めてビジネス環境改善に取り組んでおり、今後とも幅広い分野での協力を進めていきたい、ブラジルのこうした改革姿勢は、自由で開かれた国際秩序の維持・強化にも貢献するものであり、日本の協力も得つつ改革を進めたい旨述べました。

(4)両大臣は、安保理改革やWTO等の国際的課題について連携を強化していくことを確認すると共に、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」、北朝鮮、韓国、東シナ海及び南シナ海情勢等のアジア情勢、並びに、米国でのバイデン新政権発足やベネズエラ情勢を含む米州情勢に関し意見交換を行い、昨年11月に立ち上げられた日米ブラジル協議も活用し米国と引き続き連携することも含め、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の実現に向けて協力していくことで一致しました。

(5)また、二国間協力の具体的成果として、両大臣は、「ニオブ及びグラフェンの生産及び利用に関する協力覚書」及び「アマゾン地域の生物多様性の持続可能な利用に関するトメアス協力覚書」に署名しました。これらの覚書により、日ブラジル間において、ニオブ、グラフェンの生産及び新たな製品開発に関する協力や、アマゾン地域におけるアグロフォレストリー・システムや生物多様性の持続可能な活用に係わる協力が一層推進されることが期待されます。

 注:ニオブ(レアメタル。自動車パネル等の鉄鋼添加剤として使用)
   グラフェン(炭素の同素体。リチウム電池の負極剤等として使用)




参考資料

茂木外務大臣のブラジル訪問
https://www.mofa.go.jp/mofaj/la_c/sa/br/page1_000921.html




参考

茂木外相 来週予定のナイジェリア訪問を取りやめ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/479447188.html

茂木外相 1月4日から中南米 アフリカ歴訪 中国念頭に連携強化へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/479398317.html
ラベル:茂木敏充
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茂木外相 来週予定のナイジェリア訪問を取りやめ

茂木外相 来週予定のナイジェリア訪問を取りやめ

茂木外相 来週予定のナイジェリア訪問を取りやめ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210108/k10012803891000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_018


2021年1月8日のNHKニュースより転載

中南米とアフリカを訪問中の茂木外務大臣は、ナイジェリアから日本に到着した男性が変異した新型コロナウイルスに感染していたことなどを踏まえ、来週予定していたナイジェリアへの訪問を取りやめることになりました。

先月29日にナイジェリアから成田空港に到着した30代の男性が、イギリスで見つかった変異したウイルスに感染していたことが確認されたことを受け、政府は今月6日付けで、ナイジェリアを検疫の強化の対象国に追加指定しました。

こうしたことを踏まえ、外務省は、中南米とアフリカを訪問中の茂木外務大臣が、来週予定していたナイジェリアへの訪問を取りやめると発表しました。

ナイジェリアへの訪問は、外務大臣としては42年ぶりとなる予定でした。

茂木大臣は、アフリカのセネガルとケニアは予定どおり訪れ、今月14日に帰国することにしています。


茂木敏充・外遊中.PNG



中南米とアフリカを訪問中の茂木外務大臣は、ナイジェリアから日本に到着した男性が変異した新型コロナウイルスに感染していたことなどを踏まえ、来週予定していたナイジェリアへの訪問を取りやめることになった。
ナイジェリアへの訪問は、外務大臣としては42年ぶりとなる予定だった。
茂木大臣は、アフリカのセネガルとケニアは予定通り訪れ、今月14日に帰国することにしている。
緊急事態宣言の最中に中南米とアフリカを訪問している茂木。
ナイジェリアの訪問の取りやめは当然ですね。
円借款だの支援だの、バラマキの類の臭いしかしない。




参考

茂木外相 1月4日から中南米 アフリカ歴訪 中国念頭に連携強化へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/479398317.html
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[日パラグアイ外相会談] 1月8日、茂木外務大臣とゴンサレス外務大臣との会談

[日パラグアイ外相会談] 1月8日、茂木外務大臣とゴンサレス外務大臣との会談
https://www.mofa.go.jp/mofaj/la_c/sa/py/page3_002986.html


2021年1月7日の外務省HPより転載

1 ゴンサレス外務大臣との会談

冒頭、茂木大臣から、初めての日本の外務大臣によるパラグアイ二国間訪問を実現でき喜ばしく、両国を繋ぐ「架け橋」である日系人を通じた連携も含め、パラグアイと幅広い分野で更に関係を発展させたい旨述べました。ゴンサレス大臣からは、歓迎の意と日系人の活躍への敬意が表明され、今般の訪問を契機に両国の関係を一層強化していきたい旨述べました。
茂木大臣から、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化の必要性が増しており、基本的価値を特に重視するパラグアイと緊密に連携したい、現在実施中の3億円の保健・医療体制強化支援を含む新型コロナ対策の支援に加え、パラグアイの電力システム効率化に貢献するため約93億円の円借款を供与する方針であり、このような協力が投資環境の改善に資することを期待する旨伝達しました。これに対し、ゴンサレス大臣から、新型コロナ対策を含むこれまでの日本の協力や日系人の貢献への感謝の意の表明があり、さらに、今後とも電力や道路等のインフラ、宇宙分野を始めとする科学技術、貿易投資といった分野を中心に二国間・国際場裡で緊密に連携していきたい旨発言がありました。
茂木大臣から、日本の「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の取組や東シナ海及び南シナ海、北朝鮮の情勢に関し説明したことに対し、ゴンサレス外相からは、パラグアイは民主主義や法の支配といった価値を極めて重視し政策を進めていると発言があり、自由で開かれた国際秩序の実現に向け、協力していくことで一致しました。また、茂木大臣から、拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を要請し、支持を得ました。


茂木敏充とパラグアイのゴンサレス外務大臣.PNG



茂木大臣から、現在実施中の3億円の保健・医療体制強化支援を含む新型コロナ対策の支援に加え、パラグアイの電力システム効率化に貢献するため約93億円の円借款を供与する方針であり、このような協力が投資環境の改善に資することを期待する旨伝達した。

パラグアイ共和国に対する円借款の供与(事前通報)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press22_000132.html

 1月8日(現地時間7日)、パラグアイ共和国の首都アスンシオンにおいて実施された日・パラグアイ外相会談において、茂木敏充外務大臣はフェデリコ・アルベルト・ゴンサレス・フランコ・パラグアイ共和国外務大臣(H.E. Mr. Federico Alberto González Franco, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Paraguay)に対し、「国家電力システム効率改善計画」の円借款の供与(供与限度額92億9,400万円)に関する事前通報を行いました。今回の事前通報を踏まえ、今後、我が国とパラグアイ共和国政府との間で、円借款の供与に関する交換公文を締結する予定です。

円借款はバラマキと一緒です。
93億円も円借款投与。
融資より低い金利で長期の資金を開発途上国に貸し付け、資金を贈与する無償資金協力に比べ金額が大きく、相手国の経済発展に繋がるインフラ整備だとしても、日本人には雀の涙ほどで、他国には大盤振る舞いな相変わらずのバラマキ外交。
天井知らずです。




参考資料

パラグアイ共和国に対する円借款の供与(事前通報)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press22_000132.html




参考

茂木外相 1月4日から中南米 アフリカ歴訪 中国念頭に連携強化へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/479398317.html
posted by hazuki at 21:32| Comment(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする