https://www.mofa.go.jp/mofaj/la_c/sa/py/page3_002986.html
2021年1月7日の外務省HPより転載
1 ゴンサレス外務大臣との会談
冒頭、茂木大臣から、初めての日本の外務大臣によるパラグアイ二国間訪問を実現でき喜ばしく、両国を繋ぐ「架け橋」である日系人を通じた連携も含め、パラグアイと幅広い分野で更に関係を発展させたい旨述べました。ゴンサレス大臣からは、歓迎の意と日系人の活躍への敬意が表明され、今般の訪問を契機に両国の関係を一層強化していきたい旨述べました。
茂木大臣から、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化の必要性が増しており、基本的価値を特に重視するパラグアイと緊密に連携したい、現在実施中の3億円の保健・医療体制強化支援を含む新型コロナ対策の支援に加え、パラグアイの電力システム効率化に貢献するため約93億円の円借款を供与する方針であり、このような協力が投資環境の改善に資することを期待する旨伝達しました。これに対し、ゴンサレス大臣から、新型コロナ対策を含むこれまでの日本の協力や日系人の貢献への感謝の意の表明があり、さらに、今後とも電力や道路等のインフラ、宇宙分野を始めとする科学技術、貿易投資といった分野を中心に二国間・国際場裡で緊密に連携していきたい旨発言がありました。
茂木大臣から、日本の「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の取組や東シナ海及び南シナ海、北朝鮮の情勢に関し説明したことに対し、ゴンサレス外相からは、パラグアイは民主主義や法の支配といった価値を極めて重視し政策を進めていると発言があり、自由で開かれた国際秩序の実現に向け、協力していくことで一致しました。また、茂木大臣から、拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を要請し、支持を得ました。
茂木大臣から、現在実施中の3億円の保健・医療体制強化支援を含む新型コロナ対策の支援に加え、パラグアイの電力システム効率化に貢献するため約93億円の円借款を供与する方針であり、このような協力が投資環境の改善に資することを期待する旨伝達した。
パラグアイ共和国に対する円借款の供与(事前通報)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press22_000132.html
1月8日(現地時間7日)、パラグアイ共和国の首都アスンシオンにおいて実施された日・パラグアイ外相会談において、茂木敏充外務大臣はフェデリコ・アルベルト・ゴンサレス・フランコ・パラグアイ共和国外務大臣(H.E. Mr. Federico Alberto González Franco, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Paraguay)に対し、「国家電力システム効率改善計画」の円借款の供与(供与限度額92億9,400万円)に関する事前通報を行いました。今回の事前通報を踏まえ、今後、我が国とパラグアイ共和国政府との間で、円借款の供与に関する交換公文を締結する予定です。
円借款はバラマキと一緒です。
93億円も円借款投与。
融資より低い金利で長期の資金を開発途上国に貸し付け、資金を贈与する無償資金協力に比べ金額が大きく、相手国の経済発展に繋がるインフラ整備だとしても、日本人には雀の涙ほどで、他国には大盤振る舞いな相変わらずのバラマキ外交。
天井知らずです。
参考資料
パラグアイ共和国に対する円借款の供与(事前通報)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press22_000132.html
参考
茂木外相 1月4日から中南米 アフリカ歴訪 中国念頭に連携強化へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/479398317.html