https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4075841.html
2020年9月11日のTBSニュースより転載
政府は、いわゆる「敵基地攻撃能力」の保有を踏まえた新たな安全保障政策について、「年末までに方策を示す」とする安倍総理の談話を11日に発表しました。
新たなミサイル防衛体制をめぐって、政府は迎撃能力の向上だけではなく攻撃を受ける前に相手の拠点を叩く、いわゆる「敵基地攻撃能力」の保有についても検討を進めてきました。
11日に発表された安倍総理の談話には「国民の命と平和な暮らしを守り抜くために、やるべきことをしっかりやっていく」との考えが盛り込まれましたが、閣議決定は行わず具体的な検討は次の政権に引き継ぎます。
また、導入を断念した地上配備型のミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の代替策については、「弾道ミサイル等の脅威への迎撃能力を確保する」などの表現にとどめ、結論は年末まで先送りしました。
談話の発表を受け、安倍総理は次のように語りました。
「国民の生命と財産を守る。シームレスに議論していくのは当然のことであり、最大の責任であります。次の内閣においても、その議論を深めていくことは、その責任を果たしていく、当然のことであろうと思う」(安倍首相)
政府は、いわゆる「敵基地攻撃能力」の保有を踏まえた新たな安全保障政策について、「年末までに方策を示す」とする安倍総理の談話を11日に発表した。
11日に発表された安倍総理の談話には「国民の命と平和な暮らしを守り抜くために、やるべきことをしっかりやっていく」との考えが盛り込まれたが、閣議決定は行わず具体的な検討は次の政権に引き継ぐ。
ミサイル防衛を含む新たな安全保障政策、安倍首相談話の3つのポイント――米側の懸念払しょくが狙いか
https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashikosuke/20200911-00197835/
こちらのYahooニュースに安倍談話が掲載されています。
令和2年9月11日 内閣総理大臣の談話
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/discourse/20200911danwa.html
首相官邸に掲載されている談話です。
ミサイル防衛を含む新たな安全保障政策が安倍首相の談話で示された。
敵国条項を使う最後の総仕上げが敵基地攻撃能力の保有とみて良いでしょうか?
参考
迎撃専用艦の建造案を米に伝達 政府、イージス・アショアの代替策
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/477252951.html
首相、在任中に敵基地攻撃方向性 与党幹部へ伝達、9月前半NSC
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/477143514.html
敵基地攻撃の議論本格化 自民提言受け政府NSC開催
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/476671340.html
敵基地攻撃力の保有、提言了承 自民と国防部会、政府に提出へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/476620958.html
自民「敵基地攻撃」提言へ 専守防衛が焦点に
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/476554014.html