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2020年1月29日 21時06分
温室効果ガスの削減に向け政府が立ち上げた国際的な研究拠点の設立式典が開かれ、安倍総理大臣は「革新的イノベーションの中核を担う世界最大の研究拠点にしたい」と述べ、問題の解決につながる研究成果に期待を示しました。
政府は温室効果ガスの削減に向けて、クリーンエネルギーに関する技術開発を進めるための国際的な研究拠点として、茨城県つくば市に「ゼロエミッション国際共同研究センター」を立ち上げ、29日、東京都内で設立式典が開かれました。
この中で安倍総理大臣は「究極の脱炭素はこれまでの取り組みの延長線上では実現せず、世界の英知を結集しなければならない。世界のトップ研究者に集まってもらい、革新的イノベーションの中核を担う世界最大の研究拠点としたい」と述べました。
そのうえで「『ゼロエミッション』にとどまらず、産業革命以降、増え続けてきたCO2を減少へと転じる『ビヨンド・ゼロ』の実現を目指してほしい。世界的なチャレンジを必ずや成功させてもらいたい」と期待を示しました。
また、センター長に就任したノーベル化学賞受賞者の吉野彰氏は「国内外の技術を融合させながら『ビヨンド・ゼロ』を実現させたい。総力をあげて人類共通の課題である地球環境問題の解決に貢献したい」と抱負を述べました。
政府は温室効果ガスの削減に向けて、クリーンエネルギーに関する技術開発を進める為の国際的な研究拠点として、茨城県つくば市に「ゼロエミッション国際共同研究センター」を立ち上げ、29日、東京都内で設立式典が開かれた。
センター長に就任したノーベル化学賞受賞者の吉野彰氏は「国内外の技術を融合させながら『ビヨンド・ゼロ』を実現させたい。総力をあげて人類共通の課題である地球環境問題の解決に貢献したい」と抱負を述べた。
ラベル:安倍晋三