茂木外相 ベトナム外相と会談 中国の海洋進出への懸念共有
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2020年1月6日 18時40分
茂木外務大臣はASEAN=東南アジア諸国連合の議長国、ベトナムを訪問してミン外相と会談し、中国が南シナ海で海洋進出を強めていることへの懸念を共有し、海洋安全保障で緊密に連携していくことで一致しました。
ことし最初の外国訪問として東南アジア4か国を歴訪している茂木外務大臣は日本時間の6日午後、ベトナムの首都ハノイでミン外相と会談しました。
会談で茂木大臣がことしベトナムがASEANの議長国と国連安全保障理事会の非常任理事国であることから「国際的なパートナーとして特に重要視している」と述べたのに対し、ミン外相は「日本の主導的で積極的な役割を歓迎する」と応じました。
そして両外相は中国が南シナ海で海洋進出を強めていることへの懸念を共有したうえで、海洋安全保障の分野で緊密に連携していくことで一致しました。
また北朝鮮が弾道ミサイルの発射を繰り返していることを踏まえ、完全な非核化に向けた連携を確認しました。
さらにベトナムも参加するTPP=環太平洋パートナーシップ協定の参加国拡大や、両国のほか、インドや中国など合わせて16か国によるRCEP=東アジア地域包括的経済連携の早期妥結に向けた協力も確認しました。
茂木外務大臣はASEAN=東南アジア諸国連合の議長国、ベトナムを訪問してミン外相と会談し、中国が南シナ海で海洋進出を強めていることへの懸念を共有し、海洋安全保障で緊密に連携していくことで一致した。
また北朝鮮が弾道ミサイルの発射を繰り返していることを踏まえ、完全な非核化に向けた連携を確認した。
さらにベトナムも参加するTPPの参加国拡大や、両国のほか、インドや中国など合わせて16か国によるRCEPの早期妥結に向けた協力も確認した。
茂木外務大臣のベトナム,タイ,フィリピン及びインドネシア訪問
https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea1/page3_003018.htm
茂木大臣は、1月5日〜11日にベトナム、タイ、フィリピン、インドネシアを訪問する。
参考資料
茂木外務大臣のベトナム,タイ,フィリピン及びインドネシア訪問
https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea1/page3_003018.html
ラベル:茂木敏充