2019年10月04日

ハンセン病患者家族の救済策法案 超党派が成立目指す方針確認

ハンセン病患者家族の救済策法案 超党派が成立目指す方針確認

ハンセン病患者家族の救済策法案 超党派が成立目指す方針確認
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191002/k10012109781000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_066
2019年10月2日 19時58分

ハンセン病患者の家族への差別被害を認めた集団訴訟の判決を受けて、超党派の国会議員が会合を開き、作業チームを設けて、家族への救済策を盛り込んだ法案を今月中旬をめどに取りまとめ、臨時国会で成立を目指す方針を確認しました。

ハンセン病患者の家族への差別被害を認めた集団訴訟の判決を受けて、問題の解決に取り組む超党派の「国会議員懇談会」などのメンバーは、2日夕方、国会内で会合を開き、政府や原告側と、家族への補償制度などをめぐって意見を交わしました。

そして、新たに作業チームを設けて、家族への救済策を盛り込んだ法案の作成作業を急ぎ、今月中旬をめどに取りまとめて、4日、召集される臨時国会で成立を目指す方針を確認しました。

また、元患者が入所している国立の療養所で医師不足が課題となっていることを踏まえ、医師の確保に努めることで一致しました。

家族への補償制度をめぐって、政府は、補償額を判決以上に増額し、対象も拡大する方針で、原告側との間で詰めの調整が続いています。


ハンセン病家族の救済・超党派.PNG



ハンセン病患者の家族への差別被害を認めた集団訴訟の判決を受けて、超党派の国会議員が会合を開き、作業チームを設けて、家族への救済策を盛り込んだ法案を今月中旬をめどに取りまとめ、臨時国会で成立を目指す方針を確認した。
家族への補償制度を巡って、政府は、補償額を判決以上に増額し、対象も拡大する方針で、原告側との間で詰めの調整が続いている。
全会一致で可決・成立しそうな法案となるでしょうね。




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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191002/k10012109241000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_074
2019年10月2日 18時45分

ハンセン病患者の家族への差別被害を認めた集団訴訟の判決を受けて、元患者の家族らが加藤厚生労働大臣と面会し、偏見と差別の解消や、名誉回復に向けた取り組みを着実に実施するよう要望しました。

ハンセン病の元患者の家族や弁護団は、2日、厚生労働省を訪れ、加藤厚生労働大臣と面会しました。

冒頭、加藤大臣は、「長きにわたり厳しい偏見や差別のもと、筆舌に尽くしがたいことがあったかと思う。改めて深く反省し、おわび申し上げる」と謝罪しました。

そのうえで、偏見や差別の解消に向けた「協議の場」で、人権啓発など具体的な取り組みを検討する考えを伝えました。

これに対し、原告団の副団長の男性は、「多くの原告は、家族ということだけで地域から迫害を受けてきた。これまでの政策は間違っていたという反省の上に立って、啓発の在り方を考えてほしい」と述べ、偏見と差別の解消や、名誉回復に向けた取り組みを着実に実施するよう要望しました。

政府は、新たな補償制度をめぐって原告側と協議を重ねていて、補償額を判決以上に増額し、対象も拡大する方針ですが、原告側とは折り合っておらず、調整が続いています。

加藤厚生労働相「苦難 真摯に受け止める」

加藤厚生労働大臣は、面会のあと、記者団に対し、「『家族が切り離された』とか、『結婚における偏見があった』などの状況を家族から聞いた。今でも偏見や差別が続き、苦難を受けていることを真摯に受け止め、補償の議論と並行して、偏見や差別をいかに解消していくのか、しっかり話をして必要な対応をとりたい」と述べました。

“これ以上苦しめないで”

集団訴訟の原告団は、加藤厚生労働大臣と面会後、副大臣などと差別や偏見を解消するための具体的な対策を協議し、これまでの国の啓発活動には限界があるとして、活動の抜本的な見直しを求めました。

この協議は、ハンセン病患者の家族への差別被害を認めた集団訴訟の判決を受けて厚生労働省で開かれ、国側からは厚生労働省、法務省、それに文部科学省の副大臣らが出席しました。

原告の1人で父親が療養所に強制収容された原田信子さんは「せっかくできた友人も父親の病気を知ると離れていった。『こんな思いをするのは父親のせいだ』という思いが拭えず、最後まで父親とは親子らしい関係を築くことができなかった。今も子どもや孫が差別を受けないか心配している。一刻も早く差別と偏見を無くし、私たち家族をこれ以上苦しめないでほしい」と訴えました。

また、弁護団の共同代表の徳田靖之弁護士は「国はこれまでも啓発活動を行ってきたと主張するが、現在も偏見や差別は根深く残っている。国の活動を根本的に見直して、きちんと結果が出ているのか検証してほしい」と要望しました。

これに対して、橋本厚生労働副大臣は「これまでの啓発活動の結果が出ていないのではないかという指摘を踏まえて、引き続き皆さんと一緒に考えていきたい」と述べ、今後も協議を重ねていく考えを示しました。


加藤勝信・ハンセン病家族面会.PNG



ハンセン病患者の家族への差別被害を認めた集団訴訟の判決を受けて、元患者の家族らが加藤厚生労働大臣と面会し、偏見と差別の解消や、名誉回復に向けた取り組みを着実に実施するよう要望した。
冒頭、加藤大臣は、「長きにわたり厳しい偏見や差別のもと、筆舌に尽くしがたいことがあったかと思う。改めて深く反省し、おわび申し上げる」と謝罪した。
ハンセン病の家族への補償など、法案化されそうな動きがあります。




関連

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http://hazukinoblog.seesaa.net/article/467805661.html
ラベル:加藤勝信
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安倍首相、改憲論議「国民への責任」 増税対応に全力、所信表明演説

安倍首相、改憲論議「国民への責任」 増税対応に全力、所信表明演説

首相、改憲論議「国民への責任」 増税対応に全力、所信表明演説
https://this.kiji.is/552724679142442081?c=39546741839462401
2019/10/4 14:40 (JST)

 第200臨時国会が4日召集され、安倍晋三首相は衆院本会議で所信表明演説を行った。憲法改正を巡り「国会議員がしっかりと議論し、国民への責任を果たそう」と呼び掛けた。消費税増税が経済に与える影響を注視して対策を打ち、国内消費を下支えすることに全力を挙げると表明。全世代型の社会保障制度改革に挑戦すると訴えた。北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向け、金正恩朝鮮労働党委員長と条件を付けずに向き合うとの意欲を重ねて示した。


安倍晋三・所信表明演説・200回国会.PNG



第200臨時国会が4日召集され、安倍晋三首相は衆院本会議で所信表明演説を行った。
憲法改正を巡り「国会議員がしっかりと議論し、国民への責任を果たそう」と呼び掛けた。
全世代型の社会保障制度改革に挑戦すると訴えた。

令和元年10月4日 第二百回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2019/1004shoshinhyomei.html

一 はじめに

 第二百回国会に当たり、所信を申し上げます。
 日本国憲法の下、第一回の国会、初の国会が開かれた昭和二十二年、戦争で全てを失った我が国は、いまだ、塗炭の苦しみの中にありました。
 しかし、この議場に集った先人たちのまなざしは、ただ未来にのみ向けられていた。ひたすらにこの国の未来を信じ、大きな責任感の下に議論を重ね、そして、力強い復興を成し遂げました。高度成長を実現し、平和で豊かな日本を、今を生きる私たちに引き渡してくれました。
 七十年以上にわたる先人たちの歩みに、心から敬意を表します。
 本年五月、天皇陛下が御即位されました。即位礼正殿の儀をはじめとする各式典がつつがなく、国民がこぞって寿(ことほ)ぐ中で行われるよう、内閣を挙げて準備を進めてまいります。
 昭和、平成、そして令和。七十年余りの間に、世の中は、世界は、一変しました。新しい時代を迎え、その変化のスピードはますます加速していくことでしょう。
 そうした中にあっても、先人たちから受け継いだ、我が国の平和と繁栄は、必ずや守り抜いていく。そして、新しい令和の時代にふさわしい、希望にあふれ、誇りある日本を創り上げ、次の世代へと引き渡していく。その責任を、皆さん、共に、果たしていこうではありませんか。




衆議院インターネット審議中継
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=49336&media_type=

開会日 : 2019年10月4日 (金)
会議名 : 本会議 (42分)

案件:
議席の指定
新議員紹介
会期の件
常任委員長辞任の件
常任委員長の選挙
情報監視審査会委員辞任の件
情報監視審査会委員の選任
特別委員会設置の件
タライベク・マサビロフキルギス共和国議会議員団団長一行本会議傍聴につき紹介
国務大臣の演説(所信)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 大島理森(衆議院議長)  12時 02分  10分
 大島理森(衆議院議長)  14時 02分  01分
 安倍晋三(内閣総理大臣)  14時 03分  24分




参考資料

令和元年10月4日 第二百回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2019/1004shoshinhyomei.html
ラベル:安倍晋三
posted by hazuki at 21:41| Comment(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする