2017年08月24日

ドイツの化学メーカー・BASFとスイスのシンジェンタもバイエルの資産買収に名乗り 2017年6月12日

ドイツの化学メーカー・BASFとスイスのシンジェンタもバイエルの資産買収に名乗り 2017年6月12日

BASFとシンジェンタも独バイエルの資産買収に名乗り−関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-13/ORGMJV6KLVR401
2017年6月13日 09:51 JST

バイエルはモンサント買収で当局の承認を得るため事業売却を計画
暫定案を示した企業にBASFとシンジェンタが含まれる−関係者

ドイツの製薬会社バイエルが米モンサント買収で監督当局の承認を得るため売却を計画している資産を巡り、暫定的な買収案を示した企業にドイツの化学メーカー、BASFとスイスのシンジェンタが含まれている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  非公開情報だとして匿名を条件に話した関係者によると、BASFとシンジェンタはキャノーラや綿実、除草剤に耐性のある「リバティーリンク」、グルホシネートの除草剤を含めた事業の取得に暫定的な関心を示した。バイエルはまた、ガーリックとペッパーシード事業を個別、あるいは一括で売却する可能性もある。資産の売却額は全体で25億−30億ドル(約2750億−3300億円)に上る公算がある。

交渉は初期段階にあり、事業売却が完了するまであと数カ月を要する可能性があると関係者は話した。最終決定には至っておらず、BASFとシンジェンタは買収提案を進めることを断念する公算も残っている。

  BASFとシンジェンタ、バイエルの担当者はいずれもコメントを控えた。

原題:BASF, Syngenta Said Among Bidders for Bayer-Monsanto Disposals(抜粋)


BASF.PNG
syngenta.PNG



ドイツの製薬会社バイエルが米モンサント買収で監督当局の承認を得るため売却を計画している資産を巡り、暫定的な買収案を示した企業にドイツの化学メーカー、BASFとスイスのシンジェンタが含まれている。
非公開情報だとして匿名を条件に話した関係者によると、BASFとシンジェンタはキャノーラや綿実、除草剤に耐性のある「リバティーリンク」、グルホシネートの除草剤を含めた事業の取得に暫定的な関心を示した。
リバティーリンクはバイエルクロップサイエンス社(ドイツ)の除草剤「商品名:リバティー」に耐性を持つ農作物の総称。
バイエルクロップサイエンスは日本に於けるバイエルグルーブ。

バイエルクロップサイエンス
http://cropscience.bayer.jp/

会社概要
http://cropscience.bayer.jp/ja/home/corporate/

株主構成は、バイエルホールディング株式会社:90.87% バイエルS.A.S.:9.13%となっている。
グルホシネートはアミノ酸系除草剤。
「遅発性呼吸停止を来したグルホシネート中毒の1例」(PDF)が報告されているようです。

遅発性呼吸停止を来したグルホシネート中毒の1例
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jja2.12004/pdf

「BASFとシンジェンタはキャノーラや綿実、除草剤に耐性のある「リバティーリンク」、グルホシネートの除草剤を含めた事業の取得に暫定的な関心を示した。」という部分が気になったので、「リバティリンク」を調べてみました。

バイエル、除草剤「リバティ」を売却へ
https://www.nna.jp/news/show/1605910

「独製薬・化学大手バイエルは8日、除草剤「リバティ」と「リバティ・リンク」ブランドの種子事業を売却することで合意したと発表した。米農業化学大手モンサントの買収計画をめぐり、関係当局の承認を得るための資産… 」

2017年5月9日のNNA ASIA(アジア経済ニュースの報道です。

5月9日、バイエルは除草剤「リバティ」と「リバティ・リンク」ブランドの種子事業を売却することで合意したと発表している。
バイエルはモンサントの買収に合意している。
欧州連合(EU)の欧州委は8月22日、ドイツ医薬・農薬大手バイエルによる米モンサントの買収を巡って、本格的な調査を始めたと発表した。
6月27日、シンジェンタは中国化工集団公司(ケムチャイナ)に買収された。
種子産業に動きがあり、とても気になります。
また、報告致します。




参考資料

BASF
https://ja.wikipedia.org/wiki/BASF

シンジェンタ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%BF




関連

EUの欧州委員会、独バイエルの米モンサント買収巡り本格調査! 2016年9月、バイエルはモンサント買収に660億ドル(約7.2兆円)で合意を発表!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/452950672.html

中国化工集団公司(ケムチャイナ)、6月27日、農薬最大手シンジェンタ買収を完了 新興国で農薬・種子を拡販
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/452778664.html
posted by hazuki at 23:36| Comment(0) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

EUの欧州委員会、独バイエルの米モンサント買収巡り本格調査! 2016年9月、バイエルはモンサント買収に660億ドル(約7.2兆円)で合意を発表!

EUの欧州委員会、独バイエルの米モンサント買収巡り本格調査! 2016年9月、バイエルはモンサント買収に660億ドル(約7.2兆円)で合意を発表!

欧州委、独バイエルの米モンサント買収巡り本格調査
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ23H19_T20C17A8EAF000/
2017/8/23 9:55

【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)の欧州委員会は22日、ドイツ医薬・農薬大手バイエルによる米モンサントの買収を巡って、本格的な調査を始めたと発表した。買収がEU競争法(独占禁止法)に違反する恐れがないかを調べて、2018年1月8日までに買収を承認するかどうか判断する。

 独バイエルは16年9月、遺伝子組み換え種子の世界最大手の米モンサントを660億ドル(約7.2兆円)で買収することで合意したと発表。人口増大で激しさを増す世界的な「食糧争奪戦」を背景に加速する農薬・種子業界の大再編の象徴として注目を集めている。

 欧州委は22日の発表文で、買収によって農薬や種子などの分野で、競争が損なわれ、販売価格の上昇や品質の低下、選択肢の減少、技術革新の停滞などにつながる懸念があるとの暫定的な判断を示した。


多国籍企業の合併・統合の推移.PNG
出典: アグロ多国籍企業の統合ー巨大化する世界の農薬企業(http://www.jacom.or.jp/nouyaku/closeup/2016/160706-30320.php )
化学業界では世界規模の再編が加速.PNG
出典: 中国、巨大化学へ国有大手2社合併案 欧米に対抗 農薬強み、売上高10兆円超
(http://www.nikkei.com/article/DGXLZO08399410U6A011C1FFE000/ )




欧州連合(EU)の欧州委は22日、ドイツ医薬・農薬大手バイエルによる米モンサントの買収を巡って、本格的な調査を始めたと発表した。
買収がEU競争法(独占禁止法)に違反する恐れがないかを調べて、2018年1月8日までに買収を承認するかどうか判断する。
欧州委は22日の発表文で、買収によって農薬や種子などの分野で、競争が損なわれ、販売価格の上昇や品質の低下、選択肢の減少、技術革新の停滞などに繋がる懸念があるとの暫定的な判断を示した。
「多国籍企業の合併・統合の推移」の図は2016年7月6日のものです。
「化学業界では世界規模の再編が加速している」の図は2016年10月15日のものです。
多国籍業の中でも化学業界では世界規模の再編が加速しており、ドイツの化学メーカー、BASFとスイスのシンジェンタも独バイエルの資産買収に名乗り出ているようです。

BASFとシンジェンタも独バイエルの資産買収に名乗り−関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-13/ORGMJV6KLVR401

2017年6月13日のブルームバーグの報道です。

バイエルのモンサント買収に話を戻すと、三橋貴明さんによれば、買収が実現した訳ではないとのこと。

独医薬品大手バイエルはなぜモンサントを買収するのか?=三橋貴明
http://www.mag2.com/p/money/36572

2017年3月14日のMONEY VOICE編集部によるもの。

また、三橋さんによると、「今年の1月、バイエルとモンサントの首脳が、トランプ大統領に買収の利点を説明しています。両社は、「農薬におけるバイエルの幅広い品ぞろえと業界最先端であるモンサントの種子関連技術を組み合わせることで、農作物に関わる画期的開発を加速することができる」と、主張しています。」とのことです。

バイエルとモンサント、トランプ氏に合併の利点アピール
http://jp.wsj.com/articles/SB10558161838683014507104582554023865733842

2017年1月12日のウォールストリートジャーナルの報道です。

種子産業の再編には動きがあり、バイエルのモンサント買収の完了には注目です。
BASFとシンジェンタもバイエルの資産買収に名乗り出ているとは、巨大種子会社が出来るでしょう。
シンジェンタはケムチャイナ(中国化工集団公司)に、2017年6月27日、買収されています。
ケムチャイナは新興国で農薬・種子を拡販するようです。
取り急ぎ、バイエルとモンサントの買収の件を報告です。




参考資料

BASFとシンジェンタも独バイエルの資産買収に名乗り−関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-13/ORGMJV6KLVR401

独医薬品大手バイエルはなぜモンサントを買収するのか?=三橋貴明
http://www.mag2.com/p/money/36572

バイエルとモンサント、トランプ氏に合併の利点アピール
http://jp.wsj.com/articles/SB10558161838683014507104582554023865733842




関連

中国化工集団公司(ケムチャイナ)、6月27日、農薬最大手シンジェンタ買収を完了 新興国で農薬・種子を拡販
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/452778664.html
posted by hazuki at 17:21| Comment(0) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[東京新聞] 「防衛省5.2兆円要求へ」「就労事業所で障害者大量解雇 廃業急増、補助金頼みの業者も」と紙面 ! 安倍政権が何処を向いて政治をしているのかよく分かる!

[東京新聞] 「防衛省5.2兆円要求へ」「就労事業所で障害者大量解雇 廃業急増、補助金頼みの業者も」と紙面! 安倍政権が何処を向いて政治をしているのかよく分かる! 

東京新聞が対照的.PNG



東京新聞の紙面で「防衛省5.2兆円要求へ」と並んで、「就労事業所で障害者大量解雇」が載ったようです。
2017年8月23日の朝刊のようです。
防衛費を北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射に対応する為、増やす一方で、就労事業所で障害者が大量解雇となっているようです。
とても対照的なニュースです。
防衛省が北朝鮮の弾道ミサイルを重視しているが、厚生労働省の管轄では、障害者が大量解雇という酷いニュースです。
東京新聞の防衛相と厚生労働省のニュースのリンクを貼りますので、ご一読を。
障害者のニュースでは「A型事業所の仕組み」の画像があります。
一部引用です。
「障害者が働きながら技術や知識を身に付ける就労事業所が、経営悪化を理由に廃業し、障害者を大量に解雇するケースが相次いでいることが二十二日、関係者への取材で分かった。」
引用、終わり。
これは、ある意味、東京新聞は良い仕事をしました。
GJです。
もし、リンクが切れたら、すみません。




参考資料

防衛省5.2兆円要求へ 来年度予算 北に対応、過去最大
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201708/CK2017082302000125.html

就労事業所で障害者大量解雇 廃業急増、補助金頼みの業者も
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201708/CK2017082302000124.html
posted by hazuki at 01:00| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする